カルテ番号 よ・6(40)
そうだったのか。
百合は学校に行けないで、家に閉じこもっていた。
勉強も遅れていた。
社会にも出なかった。
それらは、全てマイナスだと思い込んでいた。
何もしないで過ごした時間は無駄だと思い込んでいた。
だから、無条件で劣っていると思っていた。
どんな経験もアイテム。
使うか、使わないかは本人が決める事。
また、どんな使い方をするのかも本人が決める事。
自分も他にも、迷惑な使い方もある。
より楽しくなるような使い方もある。
いずれにしても、真実とは別次元・・・
「先生、私が無意識に口から出た言葉は、大きな意味があるのですか?
それらは、私の経験や知識からでないとすると、どうして出たのですか?」
院長は少し困った顔をした。
「その答えも、私にはわかりません。
大きい意味か小さい意味か。
どのようなシステムか。
勝手な推測はできますが、本当の事はわかりません」
(登場する人物・組織・その他はフィックションです)
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
治療・若返り・講演、お話会依頼、悩み相談受付中。日本中出張します。
ブログで書いた「迷説般若心経」 「迷説恋愛論」 「迷説幸福論」
誰か出版してくれぇ~
18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)