水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「風間陽水の依頼簿(カルテ)・698」

2015-09-23 19:30:57 | Weblog



カルテ番号 み・5(53)

休むだけでは、自分を可愛がったとはいえない。
身体を労わったと、というほどではない。
その通りだった。
「自分の身体は自分の持ち物という意識があります。
身体が苦しめは、困るのは自分。
だから、多少無理をさせても、自分の勝手だ、と思いがちです」

「自分の身体は自分の持ち物ではないのですか?」
「違います。
生まれてから死ぬまで使えますが、自分の持ち物ではありません。
車に例えれば、専用のレンタルカーです。
いくら専用とはいえ、乱暴に扱って、そのままでは酷いでしょ。
でも、ほとんどの人は、まるでタダで拾った使い捨てのように扱います。
気にしてワックスなどをかけても、それは他を気にしてのことです。
多少ガタがきても、本当に愛おしく扱う人はマレなのです」

「自分のではないのなら、誰のものですか?」
「誰のモノでもないと思いますよ。
無理やりいうのなら、神とか神様とか表現はできます。
でも、それぞれで神の概念が違いますからねぇ。
イスラム教の人とキリスト教の人とでは神が違います。
人が勝手に思う神は、人が信じる神ですから、当てになりません。
人は未完成で、未熟で、欠陥品ですから。
それなら誰のモノでもない、という表現の方がいいでしょうね」

(登場する人物・組織・その他はフィックションです)


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