水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「母のこと・243」

2012-03-24 19:36:01 | Weblog



受講生とスタッフでは観る角度が違う。
とても多く、そして大きな学びがあった。
恩返しなんて、思い上がりもいいところだ。
嘗てブログにも一部書いたが、恩返しは未だすんでいない。

この年に氣功療法院として看板を上げることになる。
その後10年経って、やっとプロ側の世界に入れた。
その間、そしてプロになってからの大切な事を沢山学んだ。
その大きな部分に、この時の経験がある。
恩返しどころじゃないのだ。
またも、受け取るだけだった・・・

主催者側のスタッフとボランティアスタッフがいる。
もちろん私はボランティアスタッフ。
関西の人が多いから、1月の大震災の被害者でもある。
夜中の重病者の階を一緒に受け持った先輩がいる。
毎回、ボランティアとして参加している人だ。
その人の家も大きな被害を受けていた。

夜の重病者を受け持つ。
とても怖い。
この怖さを経験させていただいた。
ギリギリまで、見守る見極めの怖さ。
何よりも厳しく、大切な態度。
それは、手を出さない、ということ。

手を出すのなら、簡単だ。
自分の出来る事をするだけなのだ。
だが、自分が出来る事さえも手を出さない。
その意味の大きさ、広さ、貴重さを、ここで学んだ。
人を、人の生き方を、人の運命を尊重するということ・・・



(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。
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