予選レース展開

続けて投稿します。2年目の佐々木です。

こちらでは今日のレースの様子をお届けします。


北大は伊倉のレースから始まりました。


伊倉（2）（北海道大学A）

序盤から出られる展開で、伊倉は3位・4位のトップボール差の競り合いに。
その後じわじわと差が開き、1000m地点では3位と1艇身差の4位でした。
しかしここから巻き返して後半は距離を詰めていきます。



1700m付近で3位を差し返し、最終的には4位と半艇身差をつけてゴール。
結果は9:08.86で3位でした。明日の敗復に回ります。


次のレースは佐谷です。


佐谷（2）（北海道大学B）

スタートから飛び出し、500m地点では2位と1艇身差の1位。
下の写真は500mの橋の上から撮ったものです（一番左の1レーンが佐谷）。



その後もぐんぐん後続を突き放し、大きく水を空けて1位でゴール。
結果は8:52.49で予選全体の9位でした。明後日の準決勝に進出します。


そして女子1×の最後は土田です。


土田（2）（北海道大学C）

スタートから頭を取られ、徐々に引き離されていく苦しい展開に。1位・2位に大きく水を空けられてしまいます。
終盤追い上げ、残り250mでスパートをかけて差を詰めますが、そのままゴール。
結果は9:23.47で3位でした。明日の敗復に回ります。


ここで8＋のレースまで時間が空きます。
僕は東北の対校4＋を観戦していました。
1500m付近まで横並びの展開から、残り300mできっちりとスパートを決めて見事1位。
美しい勝ち方でした。


そして男子8＋です。



スタートでは慶應Bが出て、北大は2位につけます。
しかしすぐに早稲田A、一橋に追い上げられ、500mを一橋と並んで3位で通過しました。
そこからどんどん早稲田A、一橋に離され、1000mですでに水を空けられました。
この時点で慶應Bと半艇身差の4位。ここから徐々に追い上げにかかります。



1500mでついに慶應Bを差し、そのままロングスパートで引き離しました。



結果は6:33.67の3位で、予選全体では8位でした。明日の敗復に回ります。


伴走をしていて感じたこと、それは1位を取るということは言葉以上にとーっても大変だということです。
当然のことかもしれませんが、今日は特に強く感じました。
そしてレースの伴走はとても体が熱くなります。緊張します。鼓動が速くなります。ワクワクします。
明日、明後日と、もっともっと体が熱くなるようなレースが見たいです。


長くなりましたが、今日はここまでにします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

新人戦予選

こんばんは。2年目の佐々木です。

本日は新人戦の予選が行われました。

まずは結果です。


女子１×（伊倉）

１着　古川恵子（日本体育大学A）　　 8:46.89 →Semi-Final
２着　小林千沙都（筑波大学B）　　　 9:02.67　
３着　伊倉万理（北海道大学A） 9:08.86
４着　陳晨（東京外国語大学A） 9:11.51
５着　平見萌（慶應義塾大学B） 9:16.92
６着　坂中良子（金沢大学） 9:32.00

女子１×（佐谷）

１着　佐谷安香里（北海道大学B） 8:52.49　　→Semi-Final
２着　尾崎恵理（日本女子体育大学） 9:05.12
３着　原昌子（東京外国語大学B） 9:15.01
4着　神尾麻友（学習院大学） 10:00.24
５着　金井光（東京医科歯科大学） 10:21.43

女子１×（土田）

１着　武藤祥子（法政大学C） 8:56.38　　　→Semi-Final
２着　吉川文恵（関西電力小浜） 9:02.98
３着　土田まるみ（北海道大学C） 9:23.47
４着　小田暁音（一橋大学A） 10:01.87
　　　 鈴木芽生（鹿屋体育大学）　　　　　棄権

男子８＋

１着　早稲田大学A　　　6:13.27 →Semi-Final
２着　一橋大学 6:18.06
３着　北海道大学 6:33.67
４着　慶應義塾大学B 6:36.53



また、明日の組み合わせは以下の通りです。


女子１×（伊倉・土田）

敗復C組
発艇時間 10:30

２　土田まるみ（北海道大学C）
３　小林千沙都（筑波大学B）
４　伊倉万理（北海道大学A）
５　権藤加奈（東京外国語大学C）

男子８＋

敗復B組
発艇時間　14:18

１　東京大学B
２　京都大学
３　一橋大学
４　北海道大学
５　龍谷大学
６　東北大学

女子１×は１着のみが、男子８＋は１着、２着が準決勝に進出します。

レースの様子についてはまた後ほど更新します。

新人選までの道のり

おはようございます。２年目の森永です。

今日から新人選です。

新人選について今年から変わったということといえば1年目、2年目が全員出漕しなくなったということです。
今年から新人選は基本2年目と1年目の速い選手がでるという方針になりました。





新人選のクルーについては2年目で話し合って
男子は対校で8+をとにかく出したい。
2ndは4+か小艇がいいのではないか。という案を監督に出させていただきました。

女子ははじめに商大(小樽商科大学)のの岩澤(2)がよければ4×＋ででないか。という話がでていましたが商大さんは女子は2×で出るということになりました。

今年は伊倉(2)が全日本選手権大会にでるということと伊倉、土田(2)が国体にでるということでほとんど新人選のための練習がとれないという話がでたことと、来年、再来年のインカレで勝つために今は1×で出た方がいいのではないか。という話になり1×で出漕したいということを監督に話させていただきました。


そして今年は
男子
対校8+、2nd4+

女子
1×

で新人選に向けて練習することになりました。


男子の選考は9月のはじめに行われた
・4000TT(4kmタイムトライアル)
・700m×7
の1×のタイムでクルーが決定しました。


対校8+は
C和久田(2)、S宇野(2)、坂口(2)、的場(2)、白井(1)、島田(2)、西間(2)、亀田(2)、小野山(2)

2nd4+は
C百田、S島本(2)、荒木(1)、松代(1)、加藤(2)

です。

2年目には後期から函館に移行する水産学部の選手が3人いたことや国体に坂口が出たことによって
対校8+も2nd4+もクルーで練習する時間が例年よりも少なくなってしまいました。



4+は全員で漕ぐと艇のバランスがとれず、分漕が練習のほとんどを占めていました。
新人選に近づいてきて低レートからレートをあげてもなかなかあがらないということもあったようで新人選にでてもレースにならないのではないかとクルーキャプテンの島本が考え、(2)が監督やヘッドコーチと話し、戸田入りの前日に新人選に出ないことを発表しました。




男子は対校8+だけの出漕となりました。
対校8+は水産2人と坂口の国体でクルーでの練習時間はあまり多くはありませんでしたが、練習時間外に対校8+だけ練習したり、先輩に乗っていただいたりして艇速をあげていきました。
対校8+はとにかく元気がいいです。





女子は伊倉(2)、佐谷(2)、土田(2)が1×で出漕します。


伊倉は今年ずっと対校に乗り続けていました。
高校からの経験者ですし、負けず嫌いであるということもありますが何よりもボートが好きということが伊倉の艇速を上げ続けていることにつながっていると思います。


佐谷は身長173cmのとてもレンジが長い選手です。
ボートはあまり好きではないと言いながらも冬練から無遅刻無欠席。
PM乗艇練習も誰よりもきているような気がします。
2年目では一番1×が遅かったのですが今では低レートでは女子で一番速いです。そして佐谷の武器はエルゴも7分30秒台ということです。
戸田入りしてから500mも自己ベストが出たと聞きました。注目の選手です!!!


土田もかなりの努力家です。
冬練で足を痛めてしまい、エルゴをほとんど漕げませんでした。
ですが1×で地道に練習を積み重ね、どうしたら速くなるのか考え、調べ、話を聞き、インカレの前あたりから艇速が伸び続けています。
土田も戸田入りしてから500mの自己ベストが出たようです。


女子は新人選の選考をしていません。もともと10月のはじめに選考をする予定でしたがコーチの考えによりなくなりました。
よって新人選にでる伊倉、佐谷、土田の誰が一番速いのか誰もわからないのです。
女子3人が全国でどれくらい戦えるのかとともに2年目女子の順位も気になります。




最後に…
私はCoxを伊原にバトンタッチして7月の後半からボートを漕いでいます。
今回の新人選に出漕することはとても難しいとはわかっていましたが、同期と一緒に戸田に行きたくて、同じレースで戦いたくて、他のクルーのレースを応援したくて、新人選への出漕は願望かもしれないとは思っていましたが一つの目標として練習してきました。

私は今、戸田には行けず茨戸で練習しています。
同期がいない艇庫はなんか淋しいです。
同期がレースに向かっている一丸となっているときに自分がその中に入れなかったことものすごく悔しいです。
来年インカレに出るために、茨戸で練習していきたいと思います。

新人選は今日、明日、明後日の3日間戸田ボートコースで行われています。
応援よろしくお願いします。