語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】足湯の効用 ~疲労困憊のとき・風邪気味のときは~

2018年03月23日 | 医療・保健・福祉・介護
 疲れて風呂に入る気がしない時や、足の冷えを感じる時、風邪気味で背中がぞくぞくする時は、室内で服を着用したまま足湯がお勧めだ。
 バケツの中に、いつも浴槽に張るよりも熱めのお湯を入れ、足を入れる。ふくらはぎの真ん中ぐらいまで漬かる深さがあれば十分で、湯に少し塩を入れておくと、冷めにくい。
 しばらくするとじわじわと全身が温まってくる。血行が末梢から良くなるので頭がのぼせない。まだ、三寒四温の季節で血圧が乱高下するヒートショックも心配だが、服を着たままなので体温が大きく上下しない。背中に汗をかくぐらいまで温まるといい。
 足湯のあとにすぐにふとんに入るのではなく、入浴後15~30分はゆったりとくつろいでほしい。時間がたち、体温が徐々に下がると、交感神経が鎮まって体がリラックスする。そして汗を出し切って体温部の体温(深部体温)が下がった頃が、眠りにつきやすい時間帯となるからだ。 

□南雲つぐみ(医学ライター)「足湯の効用 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年3月13日)を引用

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【佐藤優】死生観の変化が私... | トップ | 【佐藤優】北朝鮮がソウルと... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

医療・保健・福祉・介護」カテゴリの最新記事