今、世界中で新型コロナのワクチンが開発中ですが、
江戸時代佐賀藩のこと。
日本では1846年、天然痘(1980年世界から消えたとされる)が大流行。
長崎出島のオランダ商館医師によって国内にもたらされた牛痘(予防接種)を佐賀藩医・伊東玄朴の進言により藩主・鍋島直正は採用。まず息子の直大に接種、効果を見て、藩内に無料接種した。
やがて種痘は日本国内に。
後に伊東玄朴はお玉ケ池種痘所(現東京大学医学部発祥の地)を開設。
佐賀藩は全国に先がけて、医師免許制度も開始。
現在の「佐賀県医療センター好生館」(県立病院)の「好生館」の名はは江戸時代の佐賀藩医学寮の名前です。
今、「好生館」は、佐賀の新型コロナ感染者の入院治療拠点でもあります。
今のところ、佐賀県の新型コロナによる死者はゼロです。
このところ佐賀県の新型コロナ感染者数は落ち着いています。