お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

スローガン

2008年07月04日 | 行事・案内
 気温30℃こえ、ムワッ~と蒸し暑い、だるくてたまらない佐賀であります。今、雷も鳴り出しました。

 さて、浄土真宗本願寺派仏教婦人会のスローガンが、今年度から新しくなりました。

 今までの「仏教婦人として行動ある聞法者となろう」が   「念仏に生かされるよろこびを行動へ」

 「念仏に生かされる」なんて、一般の方が聞くと、ひいてしまわれそうですが・・・

 仏教婦人会の雑誌「めぐみ」に大谷範子総裁様(ご門主夫人)がこう書かれています。

 総会で「仏婦の会員でない方にお念仏に生かされるよろこびを一言で言うと?」と質問がありました。
「私が私に生まれたことの不思議さ」
「今を生きているという実感」
「かけがえのないあなたですといだかれている安らかさ」
「多くのものに支えられている、満たされているという思い」
「安心してこの世を去ること、帰る処のあること」・・・

 「行動へ」と言うとおおげさに聞こえるかもしれませんが、自分が幸せなら人にもやさしくなれる 周囲に感謝の気持ちもわく 自分の好きなもの(仏法)は、人にも勧めたくなる
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3 コメント

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考えさせて頂きました (ふくろう)
2008-07-04 20:13:23
「私が私に生まれたことの不思議さ」
この言葉は、西洋哲学の根本にも通じるように思えます。
自分とは何か、なぜここにいるのか。
突き詰めると自分以外に把握とうか実感できる存在はないように感じます。
「多くのものに支えられている思い」も最近感じます。なかなか「満たされる」ところまでは行きませんが。満たされれば、平安を得られるのでしょう。

まだまだ、行き詰っています。
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Unknown (ブログ尋ね人)
2008-07-05 11:41:29
七日、七日の裁判を受けて49日が過ぎて、100日目には!?何処へ生まれていくのか??後生がまったく分からないような事ではなく、信じてお念仏すれば、必ず、必ず御浄土に生まれさせて頂く有難さですよね。
「安心してこの世を去ること、帰る処のあること」・・・なんてすばらしいことでしょう・・・・。
            坊守様のブログが楽しみです・・・・。
        道尋ね・・・は恐れ多くて ブログ尋ね・・・です。
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Unknown (法専寺)
2008-07-05 16:14:05
ふくろうさん、

「満たされる」は、自分が何かに満たされるという思いより、現に今「満たされているじゃないか」と気づかされることだと味わっています。

努力、向上心は、とても大切なことだと思いますが、それで心が煮詰まった時、仏の価値観に照らされてみれば、「そうだった~」と、ホンワカ幸せに気づかされることもあると・・・





ブログ尋ね人さん、

改名でございますか?
オバサンのブログを楽しみなどと言っていただいて、ありがとうございます! 木に登りそうです。

泣いたり笑ったり落ち込んだりしながらも安心して生きて、安心してこの世を去っていく・・・この世の縁が尽きたら、浄土に生まれて「仏」のはたらきをさせていただく・・・
そうですよね。本当に有り難いことです。
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