お寺のオバサンのひとりごと

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2019年3月の言葉

2019年03月06日 | 仏教

 法語カレンダー3月の言葉は

 われらは 善人にもあらず 賢人にもあらず


 親鸞聖人の『唯信鈔文意』(ゆいしんしょうもんい)の中のお言葉です。

 いやあ、私なんぞ、実に傲慢です。

 謙虚を装っているだけです。それも装っているつもりなだけで、周囲の方がご覧になれば、本音が透けて見えていることは間違いありません。

 「私はまじめに頑張ってる。私の考えは正しい」なんて思いが、いつもムクムクと湧き起こってしまいます。
 
 仏さまの智慧の光に照らされていながら、わかっちゃいるけど、やめられず・・・自己嫌悪・・・の繰り返し。
 そんな、覚りから遠~い私をまるごと包んでくださる阿弥陀仏の大悲(仏さまの慈悲)を有り難く拝受するばかりです。

 法語カレンダー解説の『心に響くことば』で、葛野洋明師が、こう書かれています。

 私の持っているもともとの心は、自慢するのが好きで、しんどいことは怠りがちな心です。こんな私の心のままではなく、自ら進んでおこなおうとする「たしなむ心」もいただくのです。
 これが浄土真宗・阿弥陀さまのお救いです。

 「たしなむ心」

 私の場合、たしなみにもならず、迷惑かけるばかりの自己満足に過ぎないのですが、私なりの報恩感謝のこころで生活させていただくことをお許しください。南無阿弥陀仏

 
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