お寺のオバサンのひとりごと

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病気自慢

2011年12月15日 | 雑感
 若いつもりが、だんだん体力の衰えや、不調が出てきて・・・
 今年の後半いっきに困った症状が、増えました。

 ・・・昨年から、耳鳴り。頭の中で、常にセミが高音で鳴いています。耳鳴りは、難聴とセットらしいですね。ボソボソ声が(会話も、テレビの台詞も)聞き取りにくくなりました。
 先日、初めて目眩と嘔吐をおこしましたが、今のところその1回きりで治まっています。目眩が反復する(メニエル)と、難聴が進行するらしいですね。
 そのうち、高音を奏でる美しいバイオリンの音色も、ジャズの低音のベースの響きも聞こえなくなるのかもしれません。

 ・・・白内障手術で、ド近眼の視力が回復し、喜んでいましたが、相変わらず、虹彩炎をくり返し。ステロイドの目薬をさし続けているせいか、それとも、もともと網膜(視神経)が弱いのか、この秋、ついに緑内障の診断。白から緑になりました。
 日本人に多い「正常眼圧内緑内障」です。
 先月から、1日1回入浴前に両眼、眼圧を下げる目薬をさしています。
 なぜ、入浴前かというと、その目薬、まぶたに ついたまま放置すると、色素沈着して目の周囲が黒ずみ、まつげが長くなるそうで、それを防ぐため、洗顔前に点眼するのだそうです。
 たぶん、この目薬は死ぬまで?もしくは、失明してしまうまで?使用続けるのでしょうが、そのうち、レディ・ガガさんのメイクみたいになっちゃうのかな~
いや、私の場合は、パンダ顔だな~ それも、かわいくない、間抜け顔。

 さて、視力は、いつまで保たれるのか・・・
 大好きな読書も、しづらくなるのでしょうね。
 こうしてパソコンをすることもできなくなり・・・
 美しい自然を自分の目で美しいまま感受できなくなる日がくるのかもしれません。

 母親の 目も、耳も、頭も(これは最初から)悪化してゆくことに、
将来の介護地獄が間違いないことを認識し、娘は怯えています。
 
   
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3 コメント

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私に及び来た老・病 (案山子)
2011-12-20 10:37:52
老いの自覚は、先ず 好奇心・行動力・感動する感性 の衰えであった と憶えます。
身体だけは、生来頑健で 何の懸念もなく、ずっと無茶をしてました。
ある日、突然倒れて生死の境を彷徨った末 小康を得たものの、病いが衣服を着ている態となりました。
「死」が現実味を帯びる生活から 日常の心理と思考が根底まで変わりました。
従前とは異なる世界に生きてます。

『 死は、前よりしも来らず、かねて後に迫れり。
人皆死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、覚えずして来る。
沖の干潟遥かなれども、磯より潮の満つるが如し。』 「 徒然草」

「かねて後ろに迫り、覚えずして来たるもの」・・・・
大昔、受験の頃 何気なく読み過ごした文意が、漸く分かるようです。
返信する
 (案山子)
2011-12-21 11:09:48
何か暗いコメントになりましたが、
嘆いてはおりませんし、潰れてもいません。

この病いがなければ、如来との出遭いはありませんでした。
空疎な人生から 真実の世界に掬い上げて頂いたと実感し、
本当に 有り難いと思っています。
返信する
生き抜く (法専寺)
2011-12-22 11:11:42
案山子さん

尊いコメントをありがとうございます。
老・病は、つらいことですが、それをご縁に真実に出遇い、こころを転じられることは、尊く、本当の「救い」であると、
コメントを拝読して、しみじみ味わっております。
あるがままに、強く明るく生き抜こうと、あらためて思いました。感謝申し上げます。 

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