HIROの周辺

日々の暮らしの出来事をスナップ形式で切り取っていこうと思います。FC東京の事、登山の事も含めて。

チャリティーマッチ

2011年03月27日 | FC東京

3月27日(日曜)

Jリーグは中止しておりますが、今日は味スタでJFLの横河武蔵野とのチャリティーマッチが開催されました。味スタにも原発地域で被災された多くの方々が避難場所として利用されております。その方々も100人近く試合を見てくださいました。試合前から両チームの選手が募金活動を行っていました。



チャリティーマッチ(いつもは小平グランドで行う練習試合と同じなんですが今日は主旨が違うから)に9200人ものファンが集まり、募金とオークション落札金額を足して1000万円が集まりました。

今、辛い思いをしている被災者の方々に今すぐ届くものではないのは確かです。でも自分が繋がっているコミュニティ(チームを愛するサポーターもチームと繋がっている広義でコミュニティですよね)を通じて被災者に対する思いは伝えられると思うんです、例え少額だってみんなが集まれば大きい額になるものね。




こうやって自転車にのってサッカー見に行ける僕らは幸せです。被災された方々にマイナスにならない事は何かをいつも考えて、今出来ることを少しでも行いたいと思います。

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Thoughtfulness to others

2011年03月26日 | Weblog

3月25日(金)

 

               いつものことだが

               電車は満員だった。

               そして

               いつものことだが

               若者と娘が腰をおろし

               としよりが立っていた。

               うつむいていた娘が立って

               としよりに席をゆずった。

               そそくさととしよりが坐った。

               礼も言わずにとしよりは次の駅で降りた。

               娘は坐った。

               別のとしよりが娘の前に

               横あいから押されてきた。

               娘はうつむいた。

               しかし

               又立って

               席を

               そのとしよりにゆずった。

               としよりは次の駅で礼を言って降りた。

               娘は坐った

               二度あることは と言う通り

               別のとしよりが娘の前に

               押し出された。

               可哀想に

               娘はうつむいて

               そして今度は席を立たなかった。

               次の駅も

               次の駅も

               下唇をギュッと噛んで

               身体をこわばらせて-----。

               僕は電車を降りた。

               固くなってうつむいて

               娘はどこまで行ったろう。

               やさしい心の持主は

               いつでもどこでも

               われにもあらず受難者となる。

               何故って

               やさしい心の持主は

               他人のつらさを自分のつらさのように

               感じるから。

               やさしい心に責められながら

               娘はどこまでゆけるだろう。

               下唇を噛んで

               つらい気持ちで

               美しい夕焼けも見ないで。

 

                                        「夕焼け」 吉野 弘

 

 

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時間の経過

2011年03月20日 | Weblog

3月20日(日)

広告機構(AC)のCMは、しつこいだとか、こんな時期関係ない啓蒙CMも含まれていて、なんだという抗議が殺到しているようですね。

災害時の事は想定していないから仕方ないといえば仕方ないんですが。

この週末は、ようやく平静さを取り戻している東京です。赤坂見附も普段と変わりない週末です。

でも明日は計画停電があるみたいです。

 

東京は春と言ってもおかしくないような天気です。東北もこの暖かさならいいのですが。

 

 

 

 

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大規模停電

2011年03月19日 | Weblog

3月18日(金曜)

一週間が経ちました。
昨日は夕方になって東京は大規模停電の恐れがあるとの事で、急遽家路を急ぐ人々が駅に向かった為に、入場制限でごった返していたようです。私は一週間前同様、家族の安全確認ができていたので、会社にいて23時を過ぎてから帰路に着きました。金曜日は朝起きる時間が少し遅くなったため、今回の大震災の影響による通勤電車の混雑を体験しました。

今週一週間は、当初予定していた年度末にむけての仕事や新年度にむけての諸作業が後回しにせざるを得ず、処理能力の低い私はテンパってしまいました。あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ‥‥‥ああ。

でも、ちょっとした拍子に見るテレビの画像から流れてくる、安否の確認を涙ながらに訴える人、被災現場の窮状を訴える人、私達に今何が出来るか問いかけるテレビのアナウンサー。
ああ、こんな現実が目と鼻の先で起きているのに、俺は目の前の仕事の事だけ考えて、今を乗り越えるのに命懸けの人の事をこれっぽっちも考えていなかった事に気付くのです。

日本の全国のテレビで流れている日本広告機構のCM

http://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/02/index.html

「こころ」はだれにも見えないけれど
「こころづかい」は見える
「思い」は見えないけれど
「思いやり」はだれにでも見える

という言葉に、他人には見えないけど自分が一番知っている『自分の心』が揺さぶられています。

ごめんなさい、でも誰もが被災地には行ける訳ではないし、命を救う行為や暖かい食べ物を作る行為や復旧活動に参加出来る訳ではない。でも一人一人が、こんな時こそ自分の立っている場所から何が出来るかを考え、行動に移せなければいけない。

身動きがとれないほど混雑した電車の中で、少し後ろから押されたくらいで、睨みつけるような行為や、わざと押し返すような行為は、今はいらない。

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Next stage

2011年03月16日 | Weblog
3月15日(火曜)

都心の一部区間しか走らないような西武新宿線には見切りをつけて、暗いうちから30分程歩いてJR武蔵小金井に行き中央線で会社まで行きました。物理的に通勤できない数人を除いて殆どの社員が会社になんとかたどり着きました

福島の原発事故による放射能が埼玉でも東京でも神奈川でも検出されたという事で、首都圏における今回の地震は、新しい局面を迎えました。人影も疎らだった赤坂見附ですが、地下鉄のホームには溢れんばかりの通勤客。首都圏が具体的な恐怖を感じはじめた一日かも知れませんが、冷静に対処していきたいです。
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計画停電

2011年03月15日 | Weblog
3月14日(月曜)

福島の原子力発電所が稼動しなくなるということは、電気がなくなるということを、この歳になって初めて認識しました。

我が家の地域では早朝より計画停電が予定され(結局実施されなかった)、その影響からか西武線も都心に近い一部の区間しか運行されないと深夜に発表があったため、5時半に自転車で会社に向かいました。

千葉方面からの社員、特に幕張方面はJRが停まっている為、出社できませんでしたが、他の社員は気合いで出社してました。
事務所も自主的に電気を消し、余震の度毎に、ヘルメットを被りながら仕事をしてました。
各地域では夜も計画停電の予定がありますので、早めの帰社をしました。私は少し帰りが遅かったのですが、今日は誰もが帰りの足を早めたのか空いていました。

確実に混乱している今日の東京ですが、被災した方々が受けている苦痛に較べれば、耐えられない事はありません。
皆さんどうか頑張って下さい。
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一瞬

2011年03月13日 | Weblog

3月13日(日)

 

東京は東京で、過去にない程の揺れを感じましたし実際に被害も出ておりますが、北関東・東北・北海道の惨劇を目の当たりにすると、日本人としては、各々が置かれている状況の中で、とにかく今自分に出来ることは何かを真剣に考えて、行動に移さなければと感じます。

こんな状況になりながら、物資を購入する長蛇の列を見るにつけ、我々日本人がこういうカタストロフに対する経験や対処法を少なからず知っているのを差し引いても、日本国民は素晴らしい人種なんだと感じます。暴動・略奪・・・日本にも全く無いとは言いきれませんが、この状況で、こうやって対処できる我々の人間性の高さに畏敬の念を感じます。そして海外からのサポートも続々と来ております。東京に住んでいる私は、各々の家では、破損したものもあったかも知れませんが、幸いにも大きな事故に見舞われませんでした。電車が止まって次の日まで帰れないなんて小さなことです。帰れたんですから。でもこんな時に何が出来るか真剣に考えます。

今日も会社に来ていますが、7Fにいると東京もまだ断続的に余震が続いているという事を体感します。原発でも防波堤でもなんでも、最悪の事態を想定して事前に対応していたはずなのに、その最悪のラインをいとも簡単に飛び越えていく自然の驚異を目の当たりにすると、ただただ言葉を失うだけです。

 

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言葉にならない

2011年03月13日 | Weblog

3月12日(土曜)

昨日の地震が発生した時、私は7Fの事務所におりました。最初の揺れを感じた時は、日本人が体に染み込ませている『身構えながらもやり過ごす』感覚でいたのですが、徐々に大きくなって、その事態の並々ならぬ大きさに、思わず体を隠しました。長い時間の揺れでした。次は下から突き上げられるような縦揺れが長く続き、正直この時は、事務所が潰れてしまうのではないかという不安がよぎりました。

夜になって首都圏の地下鉄等の交通機関は今日中には動かないという事でしたので、家族の安否が確認できた私は迷わず会社に泊まる事にしました。

今朝自宅に戻ってきて、TVをじっくり見ながら、今回の地震が未曾有の大震災であることを理解しました。

言葉が見つかりません。

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なごり雪

2011年03月08日 | Weblog
3月7日(月曜)

午前中に雪になるという予報はしっかりとあたりました。

汽車を待つ君の横で僕は時計を気にしてる
季節外れの雪が降ってる
東京で見る雪はこれが最後ねと
寂しそうに君が呟く

なごり雪も降るときを知り
ふざけ過ぎた季節の後で
今 春がきて君はきれいになった
去年よりずっときれいになった

雪の降り出した新幹線のホームで、この歌を口ずさんだ人は、俺だけじゃないはず(笑)。
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思うところ

2011年03月05日 | Weblog

思うところがあって、もう一度読み返してみました。

幸福とは、①人に愛されること、②人にほめられること、③人の役に立つこと、④人に必要とされること。そのうち、、②人にほめられること、③人の役に立つこと、④人に必要とされること、この3つの幸福は、働くことによって得られる。

人間にとって”生きる”とは、必要とされて働き、それによって自分で稼いで自立する事なんだ。

「努力をしたくても、がんばりたくても、がんばれない人々が真の弱者で、がんばれるのに、がんばらない人々は偽物の弱者です。がんばれるにもかかわらず、がんばらない人、やれるはずの努力をしない人や企業は、偽物の弱者です。そんな人々に手をさしのべる必要はない。

自分の置かれている職場のポジションで、どういう「思い」「気持ち」「情熱」「正義」をもって取り組むべきかを、シンプルに考え直しました。

 

 

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