9月11日(月)
4時前に起きることができました。
今回の一番の予期せぬトラブルは、プリムスのガスバーナーを
ガスに取り付けた時に、接続部からガスが漏れてしまったこと。
でも朝は何か食べないといけないので、何とか気合いでお湯わかして
食事をとりました。東京に帰ったらすぐ修理しないと。
5時15分にテント場を出発。予定時間に間に合うように帰ってくるぞ。
おととい下見で確認した大平山荘の前にある登山口からスタート。
昨日の甲斐駒ヶ岳よりはきつくないと聞いていたものの、
最初から結構登りが続きます。
傾斜も結構急でした。
しばらく登っていくと、ようやく開けて川の音も聞こえてきました。
振り返ると甲斐駒ヶ岳の勇姿が見えました。
ここからは、結構長時間、川の左岸をひたすら登ります。
ここでようやく藪沢小屋から登ってくる道と合流。
すぐその先にあった馬の背ヒュッテで、長めの休憩。
出来るかと思いましたが、冷たい風が吹き始め
体が急に冷えてしまいそうなので、また歩行開始。
でも、視界の先にようやく千丈小屋が見えてきました。
絶景の稜線に出て、記念撮影。
千丈小屋は見えたものの、まだまだ先だなと思っていましたが、
思っていたより早く到着し、小休止。
ここから仙丈ケ岳までは30分弱。
途中下山してくる方に聞きましたら、No.1、2、3が全部見えた、
とのことでしたが、雲も上がってきましたし、
気持ちは焦りますが、体は対応出来ません(笑)。
でも、なんとか南アルプスの女王、仙丈ケ岳(3,033m)に登頂。
山頂から真正面には、日本で二番目に高い北岳(3,193m)、
その右手には三番目に高い間ノ岳(3,190m)。
で、北岳の左側には富士山の頂上が見えます。
私は正直、標高に対するこだわりが全くありませんが、
やはり、北岳には絶対に登りたいと思っています。
元気ハツラツKane2は、ここから40分先にある大仙丈ケ岳に
ピョンピョン登って行きました。
私たちは、ここから少し下がったところで、昼食休憩。
でも、そうこうしているうちにKane2はもう戻ってきました。
ここからはガレ場を降り続けますが、登り返して小仙丈ケ岳で記念撮影。
ひたすら下って、大滝頭で小休止し、
下って下ってようやく北沢峠の先の降り口に近づいてきました。
なんと14:00にはテント場に戻ってこれました。
早速テントをたたんで
15:00のバスに向けて急いで移動します。
思っていたより多くの人が待っていましたが、
満席でも全員乗れて、1時間かけて仙流荘前のバス停に到着。
到着した途端に豪雨。なんと運がいい我々でしょう。
時間はかかりましたが、今日宿泊する仙流荘に到着し、
まずは温泉で疲れと汚れを取り、部屋で一段落した後、
夕食を堪能しました。
食後は、部屋に戻ってお互いの体を労わりながら(笑)、遅くまで飲み直しました。