FC東京よ、どこへ行く・・・

噂は色々流れていたが、先日正式に発表になりました。
原監督は今季限りで退任（解任）。後任には城福前Ｕ－１７日本代表監督（ＦＣ東京から協会への出向扱いとして）。長澤コーチ、三浦文丈コーチも引責辞任。元日本代表の土肥、福西とは来季の契約はしないこと。この状態でＪリーグの指揮も取った事がない人が監督になるのは凄い賭けです。

原監督とは1年契約だったものの、契約の条件は3位以内だったそうな。鳴り物入りで獲得したワンチョペは、足の怪我があってシーズン半ばで帰ってしまい、ジャーンを放出してまで獲得したエバウドは、公式戦に一回も出ないまま。補強がことごとく失敗して、レギュラーも定まらないまま戦った現場だけの責任でしょうか

昨年の状況から１年で3位以内はどう考えても夢の話だということは素人の私でも分かります。フロントの責任はどうなるのでしょうか？
戦うための「こま」を揃えるのはフロントの役目。それが全うできず、大金を無駄にして失敗したフロントが何も責任取らないのははっきり言っておかしい。あまり使いたくない言葉ですが「馬鹿」です。

東京ガスという名の社会人チームの頃ならともかく、今は「東京フットボールクラブ株式会社」というれっきとした株式会社なのです。J1平均の営業収入は30億円だそうですが、Ｊ１１８チームのうち、平均を超えているのは８チーム、東京は７位だそうです。ただ、年々観客動員数は減少しているようです。プロですから強くなくてはいけません。で、魅力的であること。２年続けて、フロントの補強が失敗し（昨年はガーロ監督を招聘したものの、結果を出せずシーズン途中で解任）、迷走しているこの現状の責任取るのは現場だけですか？？

来年のＳＯＣＩＯ会員年間チケット購入のお誘いが届きました。購入しようと思いますが、その一方で我が愛するＦＣ東京はどこへ向かっているのだろうと、不安になります。２００４年はナビスコで浦和を破って優勝しましたが、その浦和は名実共に日本のＪリーグの顔になっています。一緒にＪ１昇格した川崎（フロンターレのほうね）も今や、常に優勝を狙うチームに成長しました。共通点はフロントの努力です。
その全く逆が今年の横浜ＦＣ（Ｊ２落ちになってもフロントに非はないから辞任しない）。で、その横浜ＦＣと同じなのが我が東京。

このたなびく旗の向こうには何があるのか。来年が心配です。

仙台は雪

11月21日(水)
日帰りで仙台に出張。午前中は天気も良く、7℃という気温も寒く感じなかったのですが、「午後は崩れるよ」と言うタクシーの運転手さんの予報は当たり、午後は雨から雪に変わる生憎の天候。もっとも、みぞれ混じりですから積もるようなものではありませんが。更に仙台駅に向かう在来線が信号トラブルで電車は動かず、１台だけ停まっていたタクシーに飛び乗って仙台駅に向かうも、帰りの渋滞。タクシーの運転手さんに地下鉄を勧められ、走って飛び乗り、仙台駅に着いてまた新幹線乗り場までダッシュダッシュ・・・。新幹線の発車4分前に、なんとか滑りこみで間に合いました。今、新幹線の中で噴き出す汗を拭っているのは私だけです！それでも家族の為に萩の月をしっかり買って帰る自分を私は誉めたいっ

初コート

11月19日(月)
今日初めて出勤でコートに袖を通しました。会社の向かいのビルに表示してある温度計は8℃。東京も本格的に冬が始まります。この季節になるとシチューのＣＭの歌を口ずさみたくなります。吉永小百合の「寒い朝」って方もいますよね（笑）。

皆さんの街は如何ですか？

32節ガンバ戦

11月18日(日)晴れ
日が射している時は夏のような日射し。14：00スタートでしたから後半途中までは半袖で十分な今日の味スタ。森村と池上が初スタメン。二人ともいい動きだったと思います。特に森村は東京の中心選手になるに違いないと改めて思わせるような素晴らしい動きでした。池上はもっと試合に出して欲しいな。怪我で離脱していた憂太や梶山も途中出場しました。つまらないパスミスから前半ロスタイムに失点。後半も何故か茂庭が一発退場。しかしここから攻勢をかけ、角度のないところからルーカスの値千金の同点ゴール！空気読めないFC東京の面目躍如といったところです。ジョルカブ君では風が冷たい季節になりました・・・。

祈・回復

11月17日（土）

お久し振りです。

今週は長く感じられた一週間でした。
日曜日、出張で東京で東京に来ていた大学時代からの友人Ｋ１と約10年振りに会いました。全く同じ時期に私はドイツにＫ１はインドに駐在していたのです。そのときの話を色々聞くのには時間が足りませんでした。久し振りの再会でしたが、お互いのブログを見ているので、10年振りという感覚はありませんでした。こうやって会えるのは嬉しいものです。

昨日は、土浦で打合せ後に食事を頂き、スーパーひたちの中でオシム監督が脳梗塞で厳しい状態である事を知り、ショックを受けました。オシムに日本代表の監督になってもらいたいと以前このブログに書きました。それが現実になって嬉しかったし、何よりその戦術や考えが浸透してきていたのは誰の目にも明らかでした。味スタでのＦＣ東京戦も何度となく顔をだし、先日のＡＦＣでも元気そうな顔を見せていたようですが、その矢先・・・。
以前「オシムの言葉」という本を読んだことがあります。この本は、単なるサッカーの監督が話した言葉を纏めた語録ではなく、純粋な現代史でした。ユーゴスラビアのチトー大統領がなくなった後に分裂した国々の内情、その抗えない波の中で如何に生きてきたかが書かれていた本でした。数年前、出張でセルビア・モンテネグロを訪れた際に見た、工場の壁の砲弾跡。ＮＡＴＯ軍に攻撃されたときのものだと聞かされました。また道路の脇に崩れた廃屋が無造作に散らばっている様をみて、今まで感じた事のない空気を感じました。あの分裂したユーゴスラビアを率いて民族争いをしている国同士の選手を統率していた彼の態度は、尊敬に値するものだと思いました。命だけは助かりますようにと、祈らずにはいられません。

彼が、旧ユーゴを去った後、過ごしたオーストリアで撮った花屋の写真。祈りの花束が届きますように。

ワイン

正しい発音は分からないけど『ポップンジャ』というお酒、英語でラズベリーワインと書いてありました。数年前にAPECが韓国で開催された際に飲まれたお酒だそうです。小泉さんとブッシュが飲んでいたく感激したとか。葡萄ジュースのようなのみくちですが、アルコール度数15度ですので、しっかり酔います。日本より日中と朝晩の気温差が激しい為か、街中でも木々の彩りが鮮やかです。来週はもう11月も半ばですものね。

来た気がしない

11月8日(木)
最近開店したというサムギョプサル(豚肉ね)の店。店内満席。これを食べないと韓国に来た気がしない。こういう大衆食堂しか入った事しかないけど美味しいんですよね、ホント。日中の気温は日本と同じですが朝晩は冷え込みます。

食べ物の写真ばかりの時は仕事忙しいんだと思って下さい(笑)。

seefood

今回は肉が嫌いな人がいるので、魚系です。手前にあるのがフグのフライ。美味しいけど肉の方がいいなあ。

新宿、朝5:40

11月7日(水曜日)
6:07発、成田エクスプレス1号まで少し時間があるので、コーヒー飲んで時間調整。二泊三日で韓国出張です。羽田からの国際線は満席だそうで(もっとも安いチケットだからかも知れないけど)仕方なく成田へ。眠いっ！

『ホームレス中学生』

昨日の昼食後、本屋でビジネス雑誌を購入しようとして目に留まったこの本を購入した。販売時から知っていて、先日もメガロス（スポーツジムね）のランニングマシンに設置してあるテレビで、この作者のインタビューをやっていて（３チャンの手話ニュースの時間だったかな）、興味を持った。中学生の時に一家が離散し、公園で生活していた事を綴った本だという事だけは知っていた。

この人は、俗に言うお笑い芸人だから面白おかしく描写している箇所もあるのだが
、何も隠さずそのままの事やそのままの気持ちを文章にしていてそれが心を打った。この人の素直さはどこから来ているのだろう。その答えは「母の無償の愛情」にあるのだろうか。人生にはいろんな路があって、人は分岐点に着く度に選択を迫られるのだが、そのどっちに足を踏み出すかを決めているのは何かと言うのがこの本を読んで判った気がする。こんな平易な文章を読むのも久し振りだが、それだけに体にすーっと入っていった。これは学校推薦図書になりますね、きっと。

先日のＮＨＫが主催する世界のドキュメンタリー番組のグランプリに選ばれたのは
カナダの放送局が製作した差別についての番組。クラスの中で背の高い人と低い人に分けて背の低い人だけを優遇する実験（翌日はその逆）を通じて、差別を実感させるというものだった。実際の理論に基づいて、過去にも実践されたもののようだが、一言でいうと、ちょっと面食らった。これもランニングマシーンでジョギングしながら見た。

３チャン見ながらやせられるかも。