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HIROの周辺

日々の暮らしの出来事をスナップ形式で切り取っていこうと思います。FC東京の事、登山の事も含めて。

大規模停電

2011年03月19日 | Weblog

3月18日(金曜)

一週間が経ちました。
昨日は夕方になって東京は大規模停電の恐れがあるとの事で、急遽家路を急ぐ人々が駅に向かった為に、入場制限でごった返していたようです。私は一週間前同様、家族の安全確認ができていたので、会社にいて23時を過ぎてから帰路に着きました。金曜日は朝起きる時間が少し遅くなったため、今回の大震災の影響による通勤電車の混雑を体験しました。

今週一週間は、当初予定していた年度末にむけての仕事や新年度にむけての諸作業が後回しにせざるを得ず、処理能力の低い私はテンパってしまいました。あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ‥‥‥ああ。

でも、ちょっとした拍子に見るテレビの画像から流れてくる、安否の確認を涙ながらに訴える人、被災現場の窮状を訴える人、私達に今何が出来るか問いかけるテレビのアナウンサー。
ああ、こんな現実が目と鼻の先で起きているのに、俺は目の前の仕事の事だけ考えて、今を乗り越えるのに命懸けの人の事をこれっぽっちも考えていなかった事に気付くのです。

日本の全国のテレビで流れている日本広告機構のCM

http://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/02/index.html

「こころ」はだれにも見えないけれど
「こころづかい」は見える
「思い」は見えないけれど
「思いやり」はだれにでも見える

という言葉に、他人には見えないけど自分が一番知っている『自分の心』が揺さぶられています。

ごめんなさい、でも誰もが被災地には行ける訳ではないし、命を救う行為や暖かい食べ物を作る行為や復旧活動に参加出来る訳ではない。でも一人一人が、こんな時こそ自分の立っている場所から何が出来るかを考え、行動に移せなければいけない。

身動きがとれないほど混雑した電車の中で、少し後ろから押されたくらいで、睨みつけるような行為や、わざと押し返すような行為は、今はいらない。

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