事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

キャラの人&キャラのメディアPART7 大阪都

2015-05-18 | ニュース

女性の52%が5年以上バストを測らないことが判明 マツコ「内藤聡子の胸は尖ってる!」 5時に夢中! 2015年2月2日 若林史江

PART6サンデーモーニング篇はこちら

大阪都構想の賛否を問う住民投票の結果については、さまざまに評価できると思う。

・反対が多かったとはいえ、僅差にすぎない

・投票率66.83%は、近来まれにみる高さだった

・否定されれば引退する、と例によって大阪市長は大見得を切り、結果としてそのとおりになったが、江田代表まで辞任したのはどのような力学だったのか(彼は深謀遠慮の人だからなあ)

……ひとつのイベントとして見れば、大成功ではあったのだろう。賛成派が劣勢となってからのなりふりかまわない姿勢はいつもの維新だが、敗北は(少なくとも住民投票をやると決めた時点からは)予想外だったはず。既成政党を敵に見立て、打ち破ると気勢を上げつづければ市民は当然ついてくると踏んだのだろうし、だからこそ途中から世論調査の結果がひっくり返ったことにうろたえたのだと思う。

わたしも不思議だ。どうしてひっくり返ったんだろう

正直に言えば、二重行政を解消することで毎年二千億円も生み出せるとする提案に疑問を抱かない方がおかしいとわたしなどは思うのだが、まあそれはいい。わたしが今回のイベントについて考えているのは、はたしてこの住民投票が、ほんとうに大阪都構想の是非を問うものだったのか、だ。

考えてみてほしい。大阪維新の会をささえたのは、常に選挙だった。府知事と市長の座をバーターするなど、本来ならありえない選挙まで用意して「民意」はこちらにあると突っ走った。その手を使える最後の機会が、今回の都構想だったとしかわたしには思えないのだ。維新による、維新のための住民投票。

つまり問われていたのは「大阪都」ではなく、維新のやり方そのものだったはず。橋下流の行政をこれからも続けていいのかだったろう。その意味で、「わたし(橋下)が嫌いでも賛成してほしい」という主張は、詐術でしかない。少しでも賛成が上回っていれば、おそらくはまたしてもレベルの低い特別区長や、レベルの低い人事が用意されていたはずで、だからわたしはちょっとホッとしています。

大阪市民、府民に問いたい。この7年間、維新のやり方で、あなたたちの暮らしが少しでも向上したんですか。

内藤聡子さんのすばらしさを動画でもお伝えしたくて本日は「5時に夢中!」です。

PART8「現首相」につづく

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