決戦シリーズのなかでも最上位に近い短編集。一種の集団テロである忠臣蔵が、なぜ日本人の心を揺さぶるのか、ひねくれたわたしでも理解できるようになっている。
このシリーズは、直球で勝負するより、いかに意外な視点から描くかに力点がある。そりゃ、誰でも知っているお話を、手練れが競作するのだからそうせざるをえない。でもまさか、朝井まかてが犬に語らせるとは(笑)。
泉岳寺の修行僧に事件の朝を語らせた山本一力も渋い。彼の作品も読んでみよう。ああこうやって講談社の罠にはまっていく……。"
決戦シリーズのなかでも最上位に近い短編集。一種の集団テロである忠臣蔵が、なぜ日本人の心を揺さぶるのか、ひねくれたわたしでも理解できるようになっている。
このシリーズは、直球で勝負するより、いかに意外な視点から描くかに力点がある。そりゃ、誰でも知っているお話を、手練れが競作するのだからそうせざるをえない。でもまさか、朝井まかてが犬に語らせるとは(笑)。
泉岳寺の修行僧に事件の朝を語らせた山本一力も渋い。彼の作品も読んでみよう。ああこうやって講談社の罠にはまっていく……。"
犬に語らせ、修行僧に語らせる・・・
そうか、そういうところをチェックするんですね。
(^^♪