噂の「満び」特集はこちら。
常に満員。出張帰りに寄っても、休日に息子や娘と行っても、大山の交差点にはクルマがあふれている。入口は行列状態。こうなったら、と思いきりお昼時をはずして息子と訪問。ようやく入れた。
ところが、どんなメニューがおすすめなのかの情報を仕入れるのを忘れ、とりあえず普通のラーメン………………まあ、おいしいことはまちがいないのだが、あの混雑はなんだったんだろう……と息子とふたり、遠くを見やったのだった。
でもね、この店の最大の特徴は“大山のいろは”と言えば知らない人がいないあたりにあるんだろう。ちょっと外観からは想像もできないくらいでかい店なのにあの行列。こりゃ、おそるべしである、
わたしの新規採用校は近くの西郷だったので、大山にはなじみがある。給与受領も買い物も大山だったし。
まだ土曜日に勤務があったときは、寝覚屋半兵衛という高名な麦切りの店から出前が来てひたすらおいしく(たれはオールドのボトルに入ってきました)、驚愕したわたしは
「なんですかこの“麦切り”って」
と酒田人らしい疑問を口にしたのだった。素人やのぉ。
次回も新規採用時の思い出の土地がからむ「鈴木屋」を。
長男が生まれてジーさん、バーさんと一緒に珍しくドライブした際に
「人面魚のいる神社・・・なんだっけ?」の近くのお蕎麦屋さん?にいって
食べたのが最初だったように思います。
“麦切り”の存在を知らなくて、関東育ちの嫁に「アータ、地元じゃないの!」と
馬鹿にされた覚えがあります。
「ウッセー、酒田と鶴岡には同じ庄内でも違いがあるんだよ!」と威勢よく言え
なかった弱い旦那で御座いました。
酒田ではまだまだ麦切りの認知度は低いんじゃないかな。
先日、西郷を訪れたら寝覚屋は健在だけど、わたしの新任校では
おじいちゃんおばあちゃんがグランドでゲートボールの真っ最中。
何者だお前は、という目で見られて困った困った。