ジョニー・デップ、ジェリー・ブラッカイマー、ゴア・ヴァービンスキー……「パイレーツ・オブ・カリビアン」のチームが再結集してネタは誰もが知っている(ある程度の年齢層は)「ローン・レンジャー」。
デップが「キモサベ」と吐き捨てる画は想像するだけで楽しそう………………もののみごとな大コケでした。
さて、いったいどうしてしまったのだろう。いやあ一目瞭然。この作品の根っこには、抜きがたいアメリカ憎悪が仕込んであるんですもの。
ネイティブ・アメリカンを蹂躙し、移民を搾取することで肥え太る資本家。その体制に対する怒りがむき出し(笑)。中国人の扱い方など、あからさまです。
移民二世であるヴァービンスキーや、ネイティブ・アメリカンの血が入っているデップが、意図的にそう描いたかはわからない。しかし最後の列車アクションがいかに派手であろうとも、うすら寒いものがどこかに。そりゃ、受けないだろうなあ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます