事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

港座通信~「誰が為に鐘は鳴る」For Whom the Bell Tolls

2010-02-11 | 港座

Forwhomthebelltolls01_2  原作:アーネスト・ヘミングウェイ 

出演:ゲイリー・クーパー イングリッド・バーグマン

スペイン内戦を舞台に描く強烈な出会い。典型的な美男美女であるクーパーとバーグマンにしか許されない名セリフが満載です。

「キスしたいけど……どうするの?鼻がぶつからない?」

「……」

「そうすれば邪魔にならないのね。もうできるわ……わたし、下手?」

常に闘いの場にいたバーグマンは、キスの仕方も知らなかったのです。ラストのクーパーの求愛もすごい。

「君はぼくだ。ぼくは君の中に生きている。」

※上映は2月13日(土)14日(日)12:00。
スペイン内戦については現在も影響がありあり(なにしろわたしの印象ではついこの間までフランコは健在だったし)。しかし当時のその“空気”を伝えるという意味でヘミングウェイは文学者として、ロバート・キャパは報道写真家として偉大な仕事をしたといえるだろう。
そのヘミングウェイは、くわえてマリア役にイングリッド・バーグマンを指名するという“グッジョブ!”も。

港座オフィシャルブログはこちら↓

http://minatoza.exblog.jp/

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