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宅配レンタルの最大のメリット。それはもう品揃えの豊富さだ……と最初は思っていた。世の中にあふれる映画やテレビドラマのほとんどをレンタルできるっ!とテンションが高まったのは一瞬。意外に「該当作品はありません」が多いのだ。これはつまり、DVDレンタルという市場がそこまで成熟していないのと、マイナーな作品なら、借りるより買う人が多いことが影響しているんだと思う。
わたしがこれまでディスカスで借りたのはこんな作品だ。
・「6羽のかもめ」Vol.1~9(倉本聰)
・「ウェディング」「今宵、フィッツジェラルド劇場で」(R.アルトマン)
・「霧の旗」(山口百恵版……まもなく特集します)
・「ウサビッチ」(娘にリクエストされたアニメ。すげー面白い)
・「古畑任三郎」3rdシーズン
……あ、十分にマイナーでしたね。ディスカスに加入していなかったら、これらの作品はきっと死ぬまで観ることはかなわなかっただろう(だったら買えよ)。
加入して三ヶ月ほど経つが、宅配レンタルとのつきあいは長くなりそうだ。なにより、店舗レンタルと二者択一ではなく、さほどマイナーではない作品なら、さっさと店舗に行って借りてくればいいだけの話なのだし。
それにね、宅配レンタルにおいてかなりのシェアをアダルト系が占めているのは想像できる。店舗の、あの暗い一隅に入りこむのは勇気がいるが、しかし宅配ならポチッでOK。わたしが若いころなら日活ロマンポルノ全制覇!ぐらいはぶちあげていたかも。
いや、もはやロマンポルノがAVに駆逐されたように、まどろっこしいDVDなどに世間は見向きもせず、ひたすら即物的なネットデータに取って代わられようとしているのかもな。それはそれで、時代なんだろう。DVDがポストに届くだけでは我慢できない時代が、もうすぐ来ようとしているのか。TSUTAYA、GEO、どうする。
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