事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

カモシカ騒動その2

2010-06-06 | まち歩き

Yamagatacherry1_2 その1はこちら

酒田のカモシカ保護~けがなく、山林に戻す

酒田市中心部に出没し、逃走していた野生のカモシカが4日、北に約7キロ離れた同市本楯地区に現れ、無事保護された。

 酒田市では、3日に市中心部の住吉町や船場町などでカモシカが現れたが、捕獲網をかいくぐって逃走した。

 4日早朝からは、本楯地区で目撃され、市職員や酒田署員ら約15人で捜索。同日正午前、JR本楯駅周辺で見つけて追跡を続け、獣医師が空気銃で鎮静剤などを注射、捕獲した。

 捕獲したのは国の特別天然記念物・ニホンカモシカの1歳前後の雌で、体長約120センチ。けがはなく、同市の八幡地域の山林に戻されたという。

 市危機管理室の吉田吉信室長は、「市民に被害が出ないうちに捕獲することができて良かった。山で静かに暮らしていてほしい」と話していた。
(2010年6月5日  読売新聞)

……さすがカモシカ。1日で30センチも体長が縮むあたりは怪物だ。でも、このカモシカについてわたしはなにも知らなかったのだ。

「カモシカって、鹿じゃないんですよね」

うちの職員がボソッと。

「またまたぁ、鹿だろぉ?」

「いえ、確か牛に近いはずです。」きっぱり。

調べてみよう。こんなときはウィキペディア。

広義には、ウシ目(偶蹄目)ウシ亜目(反芻亜目)ウシ科ヤギ亜科の、ヤギ族以外、すなわち、サイガ族・シャモア族・ジャコウウシ族の3族の総称。8属10種が属す。
シカの名が入っているが、シカの属するシカ科ではなく、ウシやヤギと同じウシ科に属する。したがって、シカとは違い、ウシ科のほかの種同様、角は枝分かれせず、生えかわりもない。

ホントだっ!カモシカって牛だったんだ。知らなんだー。

「どうして知らないんですか、山形県の獣なのに」

「え。カモシカって県獣なの?」また検索だ。

……まさしく、県獣でした。

「よかったですね採用試験に出なくて」

面目ない。ついでにわたしは

県の木(さくらんぼ)

県の花(紅花)

県の鳥(オシドリ)

酒田市の木(ケヤキ)

市の花(トビシマカンゾウ)

市の鳥(イヌワシ)

など、何ひとつ把握していないことまで露呈してしまった。これでも地方公務員。そしてこの夜、わたしはもっとものを知らないことを痛感したのだった。

以下次号

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