「輪舞曲」特集はこちら。
「流転の王妃 最後の皇弟」(‘03 テレビ朝日)
共演:常磐貴子(愛新覚羅浩)、江角マキコ(川島芳子)、竹中直人(甘粕正彦)
脚本:龍居由佳里 音楽:葉加瀬太郎
「中原の虹」特集のために、愛新覚羅家の最期を見届けねばならん、と借りる。溥儀がゲイで、王妃が川島芳子と恋仲だとか、自伝が原作でなかったら「面白すぎるだろ」と大笑いするところだ。常磐貴子が華族に見えないとか、長女の心中事件へのつっこみが甘いとか、色々と難癖をつけながらも夫婦愛あふれるラストで泣ける。
竹野内豊の溥傑は予想以上にうまい。やっぱりいい役者なんだから彼をもっといい役に起用するプロデューサーはいないのかなあ。……ヒョコヒョコと不器用に歩く姿はみごとな演技だと思っていたら、後日テレビ版「人間の証明」をみたらやっぱりヒョコヒョコしていたので、こりゃ竹野内の地なのだと気づいて爆笑。
次回はその「人間の証明」を。
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