Dan Fogelberg ~ Same Old Lang Syne (v1) ~ Dan Fogelberg
PART3はこちら。
その記事によれば
「マフラーが雪でふさがっていると、思いのほか速く一酸化炭素中毒に……」
車を飛び出てチェック。うん、だいじょうぶだいじょうぶ。
見知らぬ番号から電話。
「▽▽ロードサービスですぅ。あと10分ほどで着きますんで」
「そうですかあ!よろしくお願いします」
さーてどんな車で来るんだろう。
来た来た。大きめのジープタイプ。フロントに牽引装置がついている。あら、ひとりしか乗ってないの?細身の、しかし筋肉質であることが歴然の青年。地元のロードサービスの人。
「じゃあ前に引っぱりますね。ちょっとトランク開けさせてもらいます」
え、前に引っぱるのにどうして後ろのトランクを開けるんだろう。
「牽引するのに使うフックが入ってるんですよ」
そのフックを、フロントにある穴にグリグリにねじ込んで固定するのだった。知らなかったー。
ジープの前輪にタイヤ止めをかませ、牽引開始。
おおおお、ちょっとずつ動いてる。電動牽引装置のチカラおそるべし。
ほぼ脱出。青年は
「どっちに向かいます?……じゃ、止まんないでそのまま行っちゃってください」
「はいー」お言葉に甘えてそのままGo。結果的に3時間の遅刻。
【教訓】
・トランクには必ずスコップを入れておくこと
・燃えるごみを出すのは天気のいい日で十分
そしてそして
・世の中にスマホというものがあって本当によかった。
【雪国の作法2022 おしまい】
このシリーズの最後の1曲はダン・フォーゲルバーグの「懐かしき恋人の歌」
またかよ!って言われそうだけど、彼が死んじゃったのが本当に哀しいし。これも前に紹介したように、この曲は雪から雨に変わるのであり、山下達郎の「クリスマス・イブ」は雨が夜更け過ぎに雪に変わる曲なの。
それがどうした?よく考えてよ。語り手の気持ちを。
「白鳥……でございます」につづく。
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