事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

これでいいのか山形県PART13 最上(もがみ)

2015-05-27 | まち歩き

デルモ Mr.Children

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さて最上地方。新庄を中心としたこの地域民の性格をこのムックではこう評している。

・保守的で頑固

・我慢強い

・勤勉で粘り強い

・初対面ではとっつきにくい

・意外にギャンブル好き

……なんだ最後のは。あまり思い出したくない事件を思い出しちゃったじゃないか。でもわたしの知る最上人たちは全然とっつき悪くないけどなあ。

ただ、彼らの気質に豪雪が影響していることはまちがいない。なにせ「この1冊」のメルマガ読者のなかには、出勤前に1時間半の除雪をするとか、汗をかくので必ずお風呂に入ってから学校に行くとか、酒田にいては想像もつかない生活をしている人もいるのだ。どうもすみません。なんであやまってるんだ。

この地域には新庄市の他に金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村がある。県内で唯一、最上にだけ村が存在しています。人口減が懸念されるものの、村だから財政状況が悪いかというと、ことはそう単純ではない。そのあたりは次号の市町村合併がらみで。

学校事務職員の世界でいえば(教職員全体に言えるのだが)、人口に比して学校数が多いので、新規採用の職員はまず最上に配置されることが多かった。いまは各地に散らばっている彼らは、心のどこかに最上の根っこがあり、だから最上のことを甘く懐かしく思い返している。最上組とでもいえる人脈がどこかにありそうだ。

もっとも、逆に言えばせっかく育てた人材があっさり他の地域に移ってしまうことでもある。育成のスキルが思い切り発達しているのはそのためだし、地元に残った事務職員たちの結束が強いのもその影響が大きいだろう。みんな、仲よさそうだもんなあ。

ま、他にもこの地域には変わった風習がたーくさんあるんだけれども、さすがにお伝えはできないのでした。以下次号

本日の一曲はミスチルの「デルモ」。近ごろ不仲が伝えられるあの人が最上出身ですもの。

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