事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「倶楽部亀坪」 亀和田武+坪内祐三 扶桑社

2010-03-03 | 本と雑誌

060060 これは……名著ではないだろうか。亀和田と坪内がうんちくを傾けながら街を歩き続ける。そんなシンプルなコンセプトなのに、そのうんちくの質の高さに読むのをやめられなくなる。

坪内は福田和也との暴論シリーズでその達者ぶり(と意外なほどの不良ぶり)はおなじみ。これに新左翼~アリス出版~業界人というサブカルな亀和田が加わると、確かに静かな化学反応が起きているみたい。「意外なふたり」のネタも大量に仕込むことができました。

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2 コメント

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これ、面白そうです。今度是非読んでみようかと思... (makachan)
2010-03-03 20:10:55
これ、面白そうです。今度是非読んでみようかと思います。
そういえば以前、福田和也氏の「ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法」を参考に
多読の参考にしようと試みたことがありましたが、三流私大の土方(ひじかたと読む)工学部出身の脳味噌には届かず、一晩でワインを1本飲み、一月に22,500ml飲む方法にいつの間にか変わってしまいました。
よって今では福田和子との違いさえ解らなくなる程のアルコール脳に成長してしまいました。休肝日つくらにゃ(笑)
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ああ他人事じゃない(T_T) (hori hiroshi)
2010-03-04 06:56:45
ああ他人事じゃない(T_T)
でも三流私大の文学部出身者(就職のことをマジメに考えてない輩)
の立場からすると、ワインをミリリットルで考えるのは
さーすが工学部やの。
先日も暴論シリーズの最新刊をうっかりアマゾンでポチッとしてしまい、
やっぱり面白くて困ったものなのでした。
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