「コフィン・ダンサー」を特集した記事を読んだ事務職員が「あれ、感謝してますよー。おれもディーヴァーにはまっちゃいました!」おお、よかったなあ。でもおれみたいに業者との打ち合わせに遅刻するような不良事務職員にならないでね。
今回はなにより“凶器”が常軌を逸している。電気である。水と同じように、パイプの径と流れる量を調節し、そこへドッと流すと……なんなんですかねアークフラッシュって。これでますます電気が怖いとびびる人は増加するはず。なにしろ見えないのがなあ。
感電させるために犯人がさまざまな工夫をするあたりの妙味と、フランクリン、エジソン、ニコラ・テスラなどの電気の歴史うんちくの配合があいかわらずうまい。
キャスリン・ダンスなど、ディーヴァーワールドのオールスターキャストなのもうれしい。ただ、だからこそラストで“あいつ”と何故わざわざからませなければならないのか、と疑問も。まあ、よけいなことをついやってしまうのがディーヴァーというものでしょうけれども。
バーニング・ワイヤー 価格:¥ 2,520(税込) 発売日:2012-10-11 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます