2014年12月号その3「本日のでぶ」はこちら。
久方ぶりの差額支給です。前号で予想したように、本会議が終わるのとほぼ同時に県からメールが来ました。さあ本気で明細書を見てもらいましょう。今回の支給額は
・給料表の水準を0.21%引き上げる
・勤勉手当を0.2月分引き上げる
結果が反映しています。もっとも、給料は全員が上がっているわけではなくて、若手が中心です。左上の【給料・議員報酬・報酬】の欄に金額が印字してある人は、来月からベースアップの恩恵を感じることができるはず(同時に昇給もするのでわけわかんないか)。
金額的には勤勉手当の方が大きくても、生涯賃金で考えると、ベースアップははるかに強力な味方なのです。五十代でベースアップもなく、行政職給料表のどんづまりにいるので昇給もしない事務職員が言うのでまちがいはありません。
かつての山形県職員には、配偶者が公務員でもないかぎりへそくりできるお金がけっこうありました。寒冷地手当が8月10日に出たり(御存知のように庄内地方では現在支給されていない)、3月に半月分ほどの期末手当が支給されたり(6月と12月に現在は統合)、そしてこの、差額があったり。
でも悪いことはできないもので
「あなた、市役所から児童手当の手続きはお済みですか、ってチラシが来たけどだいじょうぶ?」
うわあ、公務員だけは職場から支給されるからばれないと思っていたのに。
「あなた、国家公務員の人たちが、なぜだか今日(3月中旬)、並んでお手当をもらっていたけどあれはなに?」
うわあ、奥さんに国の機関でバイトさせたおれがバカだった。
ということで幾多の夫婦の危機をのりこえ、内心では「差額だけは絶対に気づかれないよな。ふ」とほくそえむ学校事務職員……学習能力のない亭主の、明日はどっちだ。
画像は「フューリー」
先週末で上映は終わってしまいましたが、ブラピの新作は見ごたえがありました。そうか、あいつも51才かあ。アンジェリーナ・ジョリーに財布は全部渡してそうだけど。
2015年1月号「いい話と悪い話2015」につづく。
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