伊集院光がいると、番組プロデューサーは安心だろう。彼の存在によって、常に最低限の面白さは確保できるし、他の出演者の無体なふるまいも、きちんと受け止め、そのうえで柔らかくお笑いでくるんでくれるのだから。
でも彼自身のことは(わたしがAMラジオのよい聞き手ではなくなっているために)よく知らないでいた。だからこのエッセイにはびっくり。荒れた少年時代、不登校、落語家修行、ラジオのパーソナリティ……そうか“いつもいるだけで面白い人”にもこんな怒涛の人生があったわけだ。あたりまえだけど。
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