事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

八重の桜~第三十二話「兄の見取り図」

2013-08-11 | テレビ番組

Ne2bsv55ko 第三十一話「離縁のわけ」はこちら

前回の視聴率は予想以上にアップしていて15.4%。世間は「半沢直樹」フィーバー(死語)だけれども立派な数字。

戊辰戦争以来、八重の額には青筋が入りまくり怒りまくりだったので、新展開を視聴者は待ち望んでいたということだろうか。

でも今回も青筋はいってました。会津がまだ逆賊扱いであることに納得できず、兄嫁の存在がどうしても許せないことも相まって。

このまま凶悪な小姑VS貞淑な兄嫁という展開だと、みんなどんびきするはずなのでハラハラ。ああ、うまくまとめましたね最後には。史実はあまりこの部分は忠実に描かないことにしたのかな。正解だと思います。もしもこのままだったら、会津の名誉を回復する兄の見取り図は成立しても、家庭内の見取り図は……。

学問によって身を立てよとする覚馬の方針に、西郷隆盛の問いに答える知識がなかったことで八重は納得。会津の本陣において、容保(幻影)に頭を下げる際に、男性である兄よりも三歩下がらなければならない会津の(同時に日本全国の)女性の地位を絵で見せたこととあいまってうまい。

岩倉使節団(烏帽子をとると小堺一機はすっかりいつもの小堺で笑えます)とアメリカの交渉の通訳として新島襄登場オダギリジョー(じょうが多すぎ)。木戸孝允と大久保利通の衝突を醒めた目で見ている。木戸からは官僚にならないかと誘われまでする。そうか、こんな形で歴史に登場するんだ。世が世なら国外脱出者だから大罪人なのにね。

次回からは女性の寄宿舎篇に。なんか、おじさんとしては期待しちゃうけどそんなパターンにはならないですわね、ってどんなパターンだよ。視聴率は少し下がって14%台と読みました。それとも、半沢直樹とお盆のおかげで在宅率が高くてもっと上がるだろうか……で、来週のタイトルは?え、「尚之助との再会」?!うわー。

コメント
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