箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

石垣島・西表島の山に登る(1/3)於茂登岳

2024年01月18日 | 九州・沖縄の山
国内で最も遠い、石垣島・西表島の山に登ってきました。
最初は石垣島の於茂登岳です。(2014.01.16)
標高525.5m、沖縄県の最高峰です。頂上にレーダーとアンテナがある
せいか、よく整備されていました。
 「石垣島と西表島、台湾との距離」に戻る


登山口から十数分登ると「大御岳ぬ清水」と刻んだ石碑が(11:29)
於茂登岳は古くから霊山として、信仰の中心的存在であったようです。

「山水会」の道標、石垣島・西表島の登山道に付けられており心強いです。 

急登が始まる前の展望にきくところから東海岸方向の展望(12:29)
この先の稜線の展望を期待したのですが、リュウキュウチクに阻まれて
残念でした。

 頂上直下にあった於茂登岳気象レーダー観測所(石垣島レーダー)
新空港側からは頂上のアンテナ塔しか見えません。 

頂上にあるNHK中継局の電波塔

登頂記念撮影(13:11) 

東海岸のズーム、白い波打ち際はサンゴ礁の先端だそうです。

 
ダム展望コースに行ってダム湖を眺めました。(13:49)
下降する道が続いていましたが、どこに出るのでしょうか?

中腹にあったイタジイの巨木(14:42)
"於茂登岳の東側及び北東側に位置し、イタジイ、イスノキが優占する
亜熱帯地域の極相林が発達している他、山地上部にはリュウキュウチク林
がみられる。また八重山諸島固有種のアサヒナキマダラセセリ、ヤエヤマ
ヤシ群落等の貴重な動植物の生息・生育地となっている" 
「西表国立公園の公園区域及び公園計画の変更について」より

その後、バンナ岳近くの八重山鍾乳洞動植物園に立ち寄りました。
後ろの大木は"日本一"のガジュマルです。 

かわいい子馬、石垣馬は小型で粗食に強く体力のある馬だそうです。
おじー(方言:おじさんのこと)に話を聞くとペットだそうです。


 
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鉄塔巡視路・北摂霊園から長谷山を辿る

2024年01月16日 | 箕面の山
このルートはずいぶん前に歩いたきりなので、もう一度歩いてきました。(2013.01.16)



霊園最高部の東屋にある四等三角点、点名北摂霊園

この辺の最高部が証如峰ですが、山名板も三角点もありません。
境界上に位置する明ヶ田尾山を除けば、標高604.2mで鉢伏山を抜いて
箕面の最高峰です。 

上の位置から北側に進み鉄塔巡視路に入ります。
P553からは直進せずに左に、落葉が積もった気持ちの良い道です。 

最後の鉄塔から見た長谷山、左下から右上に伸びている稜線を登ります。

 車道を渡って長谷山登山口の取付に
途中の側斜面が崩壊しており、プラ階段が消滅していて難儀しました。
この後も激登りの連続でした。 

長谷山に到着、このルートは廃道に近いです。展望はありません。 

鉄塔の下からは大展望が、この写真は下降路入口から振り返ったものです。
ずっとツインの鉄塔でした。 

このような設備のある自然研究路7号線に降りてきました。
距離は短いですが、落ちてしまいそうな激下りで、スリルが味わえます。 

研究路7号線、箕面川ダムを経て政の茶屋に着きました。 




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箕面の山一周トレイル

2024年01月14日 | 箕面の山
昨年1月、箕面の山を一周するトレイルに行ってきました。(2011.01.08)
箕面五山(天上ヶ岳、堂屋敷、長谷山、鉢伏山、明ヶ田尾山)の多くの頂上は直近でパスし
ましたが、六個山と証如峰(市境の明ヶ田尾山を除く箕面最高峰)を含めた峰を巡りました。


箕面駅から西側の平和台から登り、憩いの丘を経て六個山に着きました。
標高は395.8mと低いですが、どこから見ても同定でき歴史のある箕面の山です。 

五月山ドライブウェイから見た北摂の山並み 

この向こうはようらく台、ハイカー憩いの場です。 

堂屋敷直下の鉄塔は雪化粧 

鉄塔から巡視路を下った車道はアイスバーン(車両通行止め) 

明治の森手前にあるハイキング道に入り、ゆるやかに登って行くと自然研究路
6号線の分岐に着きます。ここは長谷山の分岐ですが今回はパスします。 

鉢伏山分岐、昔あった笹原は今は皆無となりました。 

明ヶ田尾山をパスして高山の集落に着きました。
高山右近の史跡もありゆっくりしたいところですが、先を急ぎます。 

北摂霊園
すぐ南側に箕面市が仮称とする証如峰(市境にある明ヶ田尾山を除く
箕面最高峰 604.2m)があります。 

東海自然歩道を下って政の茶屋園地に到着
ここまで来れば箕面駅までもうすぐです。 

ババタレ道の登り口にある道標、ここを15分で登ると才ヶ原林道 

才ヶ原林道
こもれび展望台に登りみのお山荘を経て箕面駅に帰ってきました。
走行距離 21km(全ての頂上を踏むと24km)、登降標高差±1443m、
所要7時間50分(休憩含む)でした。 



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如意谷山手公園から才ヶ原池へ

2024年01月13日 | 箕面の山
久し振りに、如意谷山手公園から才ヶ原池へ歩いてきました。(2018.01.13)
愛宕社については、箕面ボランティアガイド「愛宕の祠とマンドロ」で詳しいです。
入り口から少し登ったところの石の祠、2011年頃にはあった石灯篭は今はなく、
落葉に埋もれて忘れられています。


山手公園の左を行くと、突き当たりに黒いゲートが見えます。 

昔は見晴らしがよかったらしい中腹に、如意谷愛宕社と思われる祠がありました。
但し、箕面山中の愛宕社は13とされており、如意谷愛宕社?はその中に含まれ
ていません。しおんじ山の上方にあるのは坊島愛宕社ですね…… 

急坂を登り終えると笹原の道

やがて杉の植林の道に

登り終えると静かな尾根道
この辺は平らな台地状なので、西側の尾根に入らないよう注意が必要です。

才ヶ原尾根分岐、丸太が並べあります。
MTBがたまに走っているようですが、コースではありません。 

登ってきた道は「この先危険×」とあります。
歩いた感じでは危険箇所は見当たらなかったですが……
急な下りは落葉に隠れたゴロ石に乗ってスリップ、転倒しないよう注意が
必要です。登り口は団地なので、降りたらゲートは閉めましょう。  

才ヶ原尾根分岐の三ツ石

しばらく下ると才ヶ原池、所要は30分です。
このところの寒波で、池には薄氷が張っており土手には薄雪が着いていました。


 
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守口市の中心部に残る高さ5m近い文禄堤

2024年01月12日 | 史跡・神社仏閣巡り
昨年12月末に難宗寺のいちょうを観た際、守口市の歴史遺産「文禄堤」がある
ことを知り興味をもったので見に行ってきました。(2024.01.11)
守口市の中心部に高さ約5m・長さ720mの堤道路兼用の遺構が存在することに
驚きました。

Google マイマップは ここ をクリック

守口JCT際にある大日砦跡(藤之森石碑)、石山本願寺の支城とか…

白いアーチのモノレール淀川橋梁、平行する下流側は鳥飼大橋

府道R155から旧京街道に入ると「京街道大名行列」のレリーフが

一里塚跡、上見附と言われた守口宿への出入り口



標柱には、左「瓶橋」、右「かめばし」の文字

守口別院、右の石碑は「内侍所奉安所阯 」、明治天皇守口行幸の仮宮殿


 盛泉寺(じょうせんじ)の説明板
ちなみに盛泉寺は東御坊、隣の難宗寺は西御坊と呼ばれています。

昨年末に行った難宗寺、太鼓楼、いちょう、角には石の道標3基

守口宿(東海道57番目)、文禄堤は全長27km、内現存するのは720m。

上の説明板にある当時の地図

 今昔マップを使用、左1927年(昭和2年)~1935年(昭和10年)


 守口宿本陣跡(現在は駐車場)

京街道文禄堤図絵、地図の"南北"に気を付けて……

当時の京街道と文禄堤

街に降りる階段道"来迎坂"、「なら」「のざき」へ

路面の埋め込み標識「京街道」

守口市の歴史遺産「文禄堤」

立派な高札場


 本町橋たもとにある文禄堤の説明板

本町橋

守口市駅がすぐ目の前です。

歴史の道 東海道 江戸↔守口宿↔大坂 柿右衛門玄関にあったレリーフ

守屋橋

駅前から本町橋を見る。橋下制限高さ4.5mであれば橋上面高は5m弱?

十三夜坂、駅と文禄堤の上がり下りに使用しますね。




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干支の山・篠山の金山(馬頭)に登る

2024年01月11日 | JR福知山線沿線の山
少しこじつけですが、干支の山として篠山の金山~馬頭~高畑山を周回して
きました。(2014.01.06)
金山頂上は金山城跡でその西には鬼の架け橋があり、この周辺は史跡の多い
ハイキング道です。馬頭へのコースは一般的ではありません。



JR丹波大山駅からタクシーに乗り、国道176合線鐘ヶ阪トンネルの手前の
追入(おいれ)で下車 

金山城跡の道標が続いているのでこれに従います。 

歩き始めてすぐの赤坂観音堂

中腹には尼寺跡(園林寺跡)が 

十字路です、右鐘ヶ阪トンネルー正面金山城跡ー左鬼の架け橋(周回道)


 十字路にあった略地図
この地図をもっとよく見ておけば、ひどい藪漕ぎをすることもなかったです。
左の鬼の架け橋への道の途中に「柏原へ」の道標の枝道を辿ればOKでした。

 金山(城跡)


 金山城物語


北には春日町の黒井城跡が望めます。 

有名な鬼の架け橋、鐘ヶ坂トンネルの北側からは、この岩がよく見える
そうです。 

十字路のところから左にかすかな踏み跡を辿り、柏原へ向かう点線道に
行こうとするも谷筋で踏み跡なし、やむなく尾根筋の藪を漕ぎました。
ルートの谷筋に入ると間伐材の埋もれた中を歩きました。 

ルートの尾根に乗るとすぐに干支にちなんだ「馬頭」に 

ここからは杉の植林の歩き易い道になりますが、展望はわずかに柏原の町並み
が見える程度です。 

古坂峠に下る急下降、JP440(南下するルートの三叉路)への急登を過ぎると
すぐに高畑山です。このテープがないと通過するところです。
ここからは左寄りの踏み跡のない尾根の藪を下ります。

 杉の植林の激下りを終えると林道沿いに古沢池があり登山を終了


 追手神社界隈の説明板
千年もみと夫婦銀杏そしてアズマイチゲ・金山城址などの説明があります。 

千年モミ、胸高幹回り7.8m、樹高34m、モミでは日本一だそうです。 




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岩めぐりの猪名川・大野山

2024年01月10日 | 北摂の山
丹波猪村登山道の確認と、岩めぐり深訪を兼ねて猪名川の大野山に登って
きました。(2013.01.08)



丹波猪村の遊園地、いろんな自然の施設と食事処があります。 

林道をしばらく行くと分岐に、右に少し行き左の小尾根に取付きました。 

尾根に沿って点在する赤テープを頼りに登り一辺倒の急坂を登ってゆきます。
はっきりとした道はありませんが、それなりの踏み跡は分かります。 

大岩が出現、頂上まであとわずかです。 

山頂にある道標、ほんの少し下ったところから右に行く踏み跡があります。
ここは以前通ったことがあり、谷を隔てた東側の道です。 

大野山山頂、天文台広場も絶好の展望所です。

 下り遊歩道から見た天文台 

岩めぐりの途中にあった旧パラグライダーフライト地点 

カメレオン岩、カメレオンの眼が分かりますか?
この岩の真下を通過します。 

太鼓岩、左のスパッと切れた面がバチを打つ側
昔からこの名前があるそうです。 

篠山方面のパノラマ 


 岩めぐり案内図
境界岩は摂津と丹波の境界を定めたものです。(界九~界一九の刻印)
このルートの下にも馬蹄形に並んだ境界岩があるそうです。 


下山した柏原BSから谷沿いの展望、双耳峰の愛宕山が特徴的



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能勢七面山の巨大仏像を拝観する

2024年01月09日 | 史跡・神社仏閣巡り
歌垣山に登ったとき眺めた対面する七面山の巨大仏像を見に行きました。
(2012.01.09)

上:摂津大仏の七面山 下:歌垣山

 七面山七寶寺全景図

倉垣から見る左から、十一面免観音、摂津大仏、五重塔

能勢電鉄妙見口駅から阪急バスを乗り継いで七面口BSで下車
すぐ横にこのように大きな看板と右に七寶寺の案内石碑があります。
車道をおおさか環状自然歩道に沿って篠口峠方向へ向かいます。 

やがて左側山手方向に涌泉寺、そのまま右側の車道を登ります。 

境内に入り直進すると日蓮大聖人像

金色の観音像、高さは28mだそうです。バスの車窓からもよく見えます。 

大きな金色の寝釈迦、この下左に細い踏み跡があります。
本堂右にある修行場の谷の上から釈迦ヶ岳に続いているものと思います。 


摂津大仏、歌垣の里からは観音像の上に見えます。 

大仏広場から見た能勢南部の里山
コンパスで主な山の方位角度を計りました。左の尖峰は妙見山ですね? 

下ってゆくとこじんまりした龍神池、とにかく仏像で満ちあふれていました。



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阪急千里線・新神崎川橋梁撤去中 高架工事が始まる

2024年01月08日 | 淀川と神崎川を歩く
阪急千里線の新神崎川橋梁高架工事現場を見てきました。(2020.01.06)
神崎川右岸の堰堤に高架工事の説明図があったのでアップします。
 

 計画略図、現場平面図、縦断面 横断面


 施工概要図(縦断面)


新神崎川橋梁高架工事現場全景
現在の阪急千里線は上流側隣の仮橋で運行しています。
新高架橋は、現在ほぼ撤去が終わった新神崎川橋梁の上に建設されます。 


神崎川左岸から右岸へ緑風橋(人道橋)を往復
災害時、対岸の広域避難場所への交通手段にもなっています。 


青いクレーン手前の建設途上の新橋脚
右横背の低い白い部分は、これから撤去される橋脚の土台部分です。 


上の写真の拡大


台船に載せられた橋脚のブロック(レンガ?)



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藍本駅から虚空蔵山に登り立杭陶の郷に下る

2024年01月07日 | JR福知山線沿線の山
和田寺山に登った折、東に見えた虚空蔵山に登ってきました。(2018.01.07)
山頂手前(南)の丹波岩から眺める、東~南西の展望が素晴らしかったです。


 赤色がガーミンGPS 青色がスマホGPS

JR福知山線の藍本駅で下車して南側に歩くと酒滴神社が 

舞鶴自動車道、このあたりには7~8台の駐車スペースがあります。 

谷の流れに沿った樋状の自然石(岩)・石舟

石段を登ると虚空蔵堂が
途中40~50名の野球少年とその父兄(女性が多かった)に出会いました。
毎年必勝祈願で登るそうです。 

陶の郷分岐

丹波岩


 大船山、羽束山、大峰山の展望


 六甲山、丹生山系の展望
雄岡山の向こうの淡路島は見えませんでした。 


 加東市の山なみ

少し登ると頂上(596m) 三角点はありません。
地図上の虚空蔵山(592m)はこの先(北)のピークです。 

引返して陶の郷に向います。
ほとんどが鉄塔巡視路のプラ階段で歩きやすかったです。
途中、南尾根から三木峠に通じる分岐がありました。 

陶の郷に下山
時間があったので兵庫陶芸美術館に寄って来ました。(入館料200円) 

丹波焼最古の登釜
すぐ隣りには大アベマキ(樹高28m、樹齢500年)と陶器神社があります。 

下立杭から見る虚空蔵山(左端)と、三木峠に続く南尾根縦走路の山塊 




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