「善福寺公園」バス停を越えて上の池に入る。
さまざまな鳥がいるようで、看板がある。
ボート乗り場があって、パンダとコアラが。
四阿(あずまや)があって、ここでも一休み。
池に映る空を眺める。
内田秀五郎の銅像があった。彼は、明治40年(1907年)日本一の若さ、30歳で井荻村長。後に町長となり、この地域一帯の土地区画整理事業に力を尽くした。善福寺池を中心とした区域も整備して、昭和36年(1961年)に都立善福寺公園とした。
上の池。
中央には100株のスイレンがあり、ボートで傷つけられないために囲まれている。
ベンチに座って池を眺めてのんびりするのも良いものだ。
遅の井の瀧。源頼朝が奥州征討を終えてこの地に着いた時、干ばつで軍勢が苦しんだ。頼朝は弁財天に祈り、弓で7箇所を掘った。軍勢は水の湧くのが遅い、遅い井と言った。その時、忽然として水が湧きだした。
現在はポンプで水をくみ上げて、滝の形で復元している。道を挟んで反対側にある島に弁財天がある。
MI
弁財天のある島に、鳥の姿。
反対側にも。
池は全体に緑色でアオコが発生しているのだろう。手前には一面に水草が広がっている。
水草はアサザ(浅沙、阿佐佐)らしい。咲くのは晴れのときだけで、しかも、午前中に開き、昼頃には萎んでしまう半日花だという。撮ったのは、運が良いことに晴れた11時。
それほど暑くなく、そらの雲は輝き、池で上下対称となる。
再び西荻駅まで戻ったら、1万歩。くたびれた。でも満足な散歩でした。