hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

赤いアイシャドウ、可愛いい?

2023年10月09日 | 日記

 

井の頭公園前駅の南側の神田川で、下の写真を撮った。もっと美しい写真をと、石伝いに川の真ん中に出た直後、「アレ」が起きた

 

斜めになった苔むす石の上に置いた足が滑り、気が付いたときは腰から下が水の中。一体何が起こったのかしばらく理解できず、目の前のある石に手をついて、気持ちだけは急いで、実際はごくゆっくりと立上り、靴をピチャピチャさせながら岸に上がった。ズボン(パンツ?)がびしょ濡れだ。ひどいことになった、信じられん! 今日は最悪の日だと思ったが、さらに上があった。

 

どうも遠くの景色がぼやけていると思ったら、2カ月前に買ったばかりの眼鏡がない。これ以上悪いことは起こるはずがないと、左手のスマホをズボンのポケットに入れ、右手に日傘を持ったまま、再び川に降りて、石をたどって、転んだあたりに近づく。確か、あのあたりだと、左足を伸ばして石の上に踏み出したとたん。景色の方が反転し、下から空を見上げることになった。どうもまた、転んだらしい。

 

この辺りは子供が魚を探して遊ぶようにわざわざ石をバラバラと置いているのだろう。おじいさんが遊ぶようにはできていないらしい。

 

2回目だから要領を得て、目の前の石に手を伸ばして、なんとか立ち上がった。ズボンは腰のあたりまで濡れて濃い色に変わっている。もう濡れるのなんか気にするもんかと、石伝いでなく、靴でしっかい川底を踏んで、岸に上がる。顔の左側からヌル―としたものが垂れてくる。ハンカチを当てると真っ赤だ。ズボンも下着もぐっちょり濡れているし、こんどこそが、最悪の事態だ。

 

通りかかった親切な人が、「血が出てますよ」と、ティッシュを差し出してくれる。「ありがとうございます。でも持ってますから」と毅然とした態度で丁重にお断りしたが、「バンドエイドもありますよ」と言われて、思わず右手が出る。激しい出血ではないが、バンドエイドでは血が止まらない。左目の脇がパックリ切れているようだ。

 

たっぷり水を含んだズボン、ピチャピチャ音がする靴で、血を滴らせながら、下を向きながら家まで歩いた。あいにく相方は出かけている。シャワーを浴びて、着替えて、洗濯機を回して、消毒した。外科に電話したが、受付終了ですと言われ、かかりつけの内科に電話して頼み込んで、処置してもらった。

それが、この姿。

頭にかぶっているネットは右下の包帯を抑えていたのだが、締め付けがきついので外してしまった。写真の左下、実際は髪の毛がふさふさしているのだが、プライバシー保護のため、写真処理で肌色に塗りこめてある。本当です。

 

 

そして、3日後、左目は「僕の赤いアイシャドウ可愛い!」状態になってしまった。写真は4日後で、かなりの部分が赤から黄色に変わっている。目の大きさも、普段の半分になっている?

あまりにもグロいので、大きな写真は9日限定公開にしました。

 

一番焦ったのは、スマホが充電できなくなったことだった。スマホのUSB口にプラグを差し込んでも充電しない。電池容量はどんどん減っていく。あわてて、スマホ内の写真データをGoogleに送り、保存を図る。
そうだ、USB口に水が入ったのだと思いつき、ダイソン掃除機の先を尖ったものに変えて、吸い続けた。しばらくすると、復活して充電可能になった。不幸中の幸せ。

 

御心配おかけしましたが、既に一週間経ち、目はほぼ元の〇〇〇〇〇状態に戻った。

傷も塞がったので、もう安心です。皆さんもお年を召していることをお忘れなく。

 

コメント (3)
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