浅田次郎(あさだ・じろう)
1951年東京都出身。高卒で陸上自衛隊入隊。除隊後アパレル業界など職を転々としながら投稿。
1991年『とられてたまるか!』で、40歳でデビュー。
悪漢小説を書き、極道作家と呼ばれる中で、
1993年『日輪の遺産』を書き、さらに、
1995年『地下鉄(メトロ)に乗って』で吉川英治文学新人賞
1997年『鉄道員(ぽっぽや)』で直木賞
2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞
2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞
2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞
2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞、
2016年『帰郷』で大佛次郎賞
2019年菊池寛賞 を受賞
2011年から6年間第16代日本ペンクラブ会長
その他、『プリズンホテル』『天切り松 闇がたり』『蒼穹の昴』シリーズ、『赤猫異聞』『一路』『神坐す山の物語』『ブラック オア ホワイト』『わが心のジェニファー』『長く高い壁 The Great Wall』『大名倒産』『流人道中記』『ま、いっか。 』、『夕映え天使』、『アイム・ファイン! 』、『 ハッピー・リタイヤメント 』、『 君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい 』、『かわいい自分には旅をさせよ』『憑神』『おもかげ』『母の待つ里』など多数。
16歳から自立し三島事件に衝撃を受けて陸上自衛隊に入隊自衛隊員、暴力団準構成員(??)、競馬関連、アパレル販売会社経営など多彩な人生経験をつんでいる。