hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

深大寺へ

2010年10月26日 | 行楽
神代植物公園の深大寺門を抜けて、大師堂正門から深大寺に入った。
元三大師堂にはお参りする人が列を成している。



お堂の中には早めの七五三を祝う人が座っていた。深大寺中興の祖が延暦寺18代座主の慈恵大師良源で、正月3日に亡くなったので元三大師と呼ぶ。お堂の天井画は河鍋暁斎(かわなべぎょうさい)の竜とある。

スリムでうらやましい犬がじっと見つめていた。



本堂横にはおおきな無患子(ムクロジ)の木がある。



ムクロジは多くの実をつけていた。この2cm位の実の中の硬く黒い種子が1個あり、硬いので羽子板の羽の玉や、数珠になる。



山門は300年ほど前の境内でもっとも古い建物だ。土曜日で、ゲゲゲの鬼太郎フームで人が多くてまともな写真がとれない。邪魔な人がいなくなるのをじっと待っていると、「お前が邪魔だ」と言われそう。



山門前の元祖嶋田屋は長蛇の列で、おそばは敬遠する。参道を行くと、鬼太郎が歩いてきた。



「鬼太郎茶屋」なるものまであって、



「目玉のおまんじゅう」なるものまである。



いっときしか流行らないものにかき回されて、あの静かでひなびた歴史ある深大寺はどうなっちゃうのだろうか。もはやよそ者は願うだけなのだが、なつかしのしずかな調布の町をそのままにしておくことはできないのだろうか。




コメント
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