hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

井の頭自然文化園へ(1)

2010年10月28日 | 行楽
井の頭自然文化園は井の頭恩賜公園の西側にある都立動物園だ。1934年(S9年)設立の中之島小動物園、1936年(S11年)の水生物館を母体として、1942年(S17年)開園というから相当な歴史がある。ちなみに、同い年の私も歴史物ということか。

園は、井の頭公園のボート乗り場近くの表門から入る分園と、吉祥寺通りをはさんで西の本園に別れる。分園には、鳥の檻と水生物館があり、本園には小動物、象のはな子や、子どもの乗り物、北村西望の彫刻館などがある。

井の頭公園の狛江橋と七井橋の間、ボート乗り場向かいが表門だ。



表門を入って、弁天橋に向かって歩く。白鳥がいて、オーストラリア固有種の黒鳥もいた。



ガラスで仕切られた池には、大きなコイが水面の何かを吸い込んでいた。



カゴの鳥たち眺めながら水生物館へ入る。
世界の絶滅のおそれのある種の現状を明らかにしたレッドデータブックというものがあるらしい。今流行の絶滅危惧種なのだろう。対応する日本版レッドデータブックに載っているミヤコタナゴ、オオサンショウウオ、トウキョウサンショウウオ、イトウなどがここに飼育されている。いずれも地味で、写真に耐えない。
一つだけご紹介。5センチ位の小さな「トウキョウサンショウウオ」だ。東京にもサンショウウオがいるらしい。



中門入口から分園を西側に出る。ここから吉祥寺通り沿いに三鷹の森ジブリ美術館あたりまでの井の頭公園西園は昔の武蔵野を思わせて心地良い雰囲気だ。



吉祥寺通りを歩道橋で渡って正門入口から本園に入る。子どもが触れるモルモットはお休み中で、ヤギが材木の上で日向ぼっこ。子どもの頃は東京でもヤギを飼っている家があったことを思い出した。



何かで見たことのある顔をしたニホンカモシカがつまらなそうに見つめている。



薄目を開けたミミズク(多分)はカメラを向けると、首だけをくるりと回して横を向いてしまう。待ちきれず、そのままパチリ。



長くなったので、続きは明日。


コメント
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