hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

フィッシャーマンズワーフへ

2010年10月05日 | 海外

朝早く目が覚めてしまい、混まないうちにと、7時前にケーブルカー乗り場へ着く。ケーブルカーは6時半から動き出すのだが、もうわずかだが列ができている。ケーブルカーが入って来ると、力持ちのおじさんが地面から出ているワイヤを引っ張る。多分、地下のケーブルを車体から切り離すのだろう。それから回転台の上で方向転換させる。



最初に来たパウエル・ハイド線でフィッシャーマンズワーフFisherman's Warfへ向かう。朝早くないとケーブルにはなかなか乗れない。午後帰って来たときには、このように長蛇の列だった。



運転手さんが操作するのは、こんな簡単なレバーだけ。太っちょのおじさんが体重を乗せて操作するので効きそうなことは効きそうなのだが。



後ろにもブレーキらしきものが。停車するときもう一人のおじさんが回転させていた。



天井に白いコードがはっているが、「コードを引かないでください。停車は乗務員にお知らせください」との札がぶら下がっている。このコードは角にさしかかったときに乗務員がベルを鳴らすためのもののようだ。TVで乗務員によるベル鳴らしコンテストの模様が放送されていた。



急坂と海が見える景色で有名なロンバード通りとの交差点を気づかぬ間に過ぎて終点に来ていた。20年前にも見過ごしていて、結局今日の帰り道でも見逃したのだから、よほどロンバート通りには縁がないと見える。



ケーブルカーが走ってきたTaylor St.を5分ほどまっすぐ歩くと、Jefferson St.につきあたる。ここがもともと賑やかだったフィッシャーマンズワーフだ。写真の左手には蟹などをゆでて売っている店が並んでいる。



Jefferson St.を東にPier39の方へ1ブロック歩くと、サワードゥSourdoughというイーストを使わずに酢を入れて焼くパンの発祥の店BOUDINがある。このパンにクラムチャウダーを入れたのがサンフランシスコの定番だ。パンの製造工程も見られる。





海沿いの道をもっともにぎやかなPIER39へと歩く。入口では蟹とオブジェがお出迎え。




板張りの2階建てになっていて、下は小物、上にはレストランが多い。



子どもが遊ぶところもあり、高く舞い上がってキャーキャー言っていた。



脱出不可能といわれた刑務所だったアルカトラズ島も目の前に見える。



先端部から見えるゴールデンゲートブリッジの下の方は霧につつまれている。朝晩のこの霧のせいで、サンフランシスコは夏でも22度前後という涼しさなのだという。ただし、この2,3日はインディアンサマーと呼ばれる年数日しかない異常に暑い日で30度はあった。



先端部西側に行くとアシカの群れが休むドックがある。






オスは390kg、210cm、メスは約半分の140kg、180cm程度。1989年のサンフランシスコ大地震のあとここに連れてこられ、安全なドックに居ついた。冬は600頭にもなるが、夏は南350マイルのChannel Island に移る。しかし、現在、少数は1年中ここに留まっている。というようなことが説明に書いてあった(責任は持てない)。

シーフード店に入りshrimpを頼んだら、こんなものが。何でも大きいアメリカで小エビは本当に小さい。



もう一つ頼んだJiant Srimpは普通の車海老(Prawn)程度だった。写真は4匹食べてしまった後でした。









コメント
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