hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

退職後の健康保険

2008年08月04日 | リタイヤ生活
会社を退職後の健康保険としては、3つの選択肢がある。

1.被扶養者
保険料を納めなくて良いのは、配偶者や子どもなどの扶養者になることだ。医院や薬局での支払いは3割負担となる。
ただし、退職後に年収が130万円(年金受給者は180万円)未満の必要がある。認定には、収入証明や、実際に扶養している証拠など厳密にチェックされることがある。

2.任意継続被保険者
退職前に加入している保険を継続して個人加入する。保険料は自己負担なので、退職前の倍額になる。医院や薬局での支払いは退職前と同じ。加入できるのは2年間。

3.国民健康保険
保険料は前年度の収入できまる。ただし、市町村で異なる上限値がある。医院や薬局での支払いは3割負担となる。


被扶養者になる人は別として、国民健康保険の保険料は、上限はあるが、前年度の収入できまり、退職後は急に収入は落ちる人が多いので、一般的には少なくとも1年間は任意継続が有利だ。
退職前に、住居地の市区町村の国民健康保険課に保険料を問い合わせて、有利な健康保険を検討しておきたい。任意継続から国民健康保険への変更はいつでもできるので、前年度の年収が確定した時点で再度比較し変更することもできる。


ドジ話をひとつ

私は、退職後、2年間は任意継続とし、以後、国民健康保険に加入している。
月初めに病院に提出が必要なので、国民健康保険証を探したが、無い。薄いカード状なので、いつもカード入れに入れたままにしているのだが、何回探しても、服のポケットなどあらゆるところを探してもない。奥様も動員して大騒ぎしても結局見つからず。

もはやこれまでと、区役所に電話して、国民健康保険料額決定通知書、印鑑、自己証明のための自動車免許証を持って区役所に急いだ。
区役所に着いて、窓口で順番札と取り、しばらく待つ。ようやく順番が来て、窓口に行き、「国民健康保険証を無くしました」と告げる。

自己証明のための運転免許証をカード入れから出したら、なんと免許証にぴったり張り付いていた保険証がデスクに並んでいる。

あわてて、「あっ!失礼。ありました」と赤面。
「わざわざご足労いただきまして」と係りの人はニヤニヤ。
逃げるように、窓口から離れ、区役所を後にした。

国民健康保険証を無くしましたと、窓口に保険証を出したのは私ぐらいだろう。



コメント
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