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山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

杓子尾根(2330mまで)

2021-05-08 15:31:10 |  山スキー

■2021年5月8日(土)
■ルート:猿倉6:35~追上沢~杓子尾根2330m10:50~猿倉12:07
■メンバー:単独





5月4日に計画していた杓子尾根~大雪渓滑降が諸事情で中止になった。
好天の週末、スキーで行けるところまで行ってみようと猿倉へ車を走らせる。

猿倉の駐車場は8割程度の埋まり具合。
GWWの天気が芳しくなっかたため、不完全燃焼気味のスキーヤー達が集まっているのだろうか。

白馬尻の手前にある沢(追上沢?)に入り1802のコルまで快適に登る。
ここから杓子尾根が始まるのだがしばらくは広い斜面の登りが続く。




大雪渓と白馬主稜


杓子尾根は尾根と言っても半分以上がこのような広い斜面でスキー向けだ。


双子尾根2120m、池マークのあるコル。
尾根の向こうは杓子沢。昔、杓子沢を滑ってこのコルを乗越て長走沢に継続したことがある。


標高2130。傾斜がきつくなるのでアイゼンに履き替えシートラで登る。
先行パーティーのトレースがあるので楽だ。


標高2330mの肩に到着。ようやく尾根らしくなる。
ここから先は雪稜のバリエーションルートになるので、今日はここまでとする。
白いピークがジャンクションピークか?


ここからの景観は素晴らしかった。
白馬大雪渓、よーく見ると10人ほど登っている。


白馬岳


頂上の少し下を3人パーティーが登っているのが見えた。


肩から下の急斜面はターンする度に湿雪スラフがデロデロと流れる始末。
下にスキーヤーが登っていたので気を付けながら慎重に滑った。
1900位から下は重雪とストップ雪とザラメが交互に現れるコンディションだったが、おおむね楽しく滑ることができた。

猿倉林道の少し手前で板を外し駐車場まで歩いて終了。


定番の大町タカラ食堂でもりそば


木地屋~風吹~箙~蒲原周回

2021-04-11 19:01:43 |  山スキー

■2021年4月11日(日)
■ルート:木地屋6:20~白池東岸~ウド川源流~風吹大池11:09~箙岳12:00~蒲原山12:57~木地屋14:10
■メンバー:単独

【春の遠足】
木地屋からツアーコース逆行して、ウド川源流〜風吹〜箙岳〜蒲原山と周回しました。
この辺色んなルート取りができて面白いわ。
エビラ東の急斜面はフィルムクラストでした!


風吹大池の北端から白乗を見ています。北面にきれいなシュプールが刻まれています。
青さんのものでした。


無風の風吹大池。一昨日の新雪で真っ白です。誰もいません。


雪倉と朝日。真っ白です。


風吹大池からツアーコースの稜線に乗っかり、箙岳が近づいてきました。


箙岳山頂。横前倉と岩菅山。


箙岳東面の急斜面。フィルムクラスト!


蒲原山1629ピークにて。


箙岳東面に自分の下手なシュプールが見えます。

蒲原山から北西尾根を降りてツアーコースに合流します。
良く滑る雪で快調に木地屋まで…と言いたいところですが、両足攣りまくりでした。歳には勝てません。


大渚山~1476台地~沓形山~跡杉山

2021-03-07 21:34:51 |  山スキー

■2021年3月7日(日)
■ルート:大草連7:20~大渚山9:57~1476台地10:50~北面滑走~1100m電波塔付近11:22~沓形山13:00~北面滑走~跡杉山13:58~北面滑走~横川林道698 14:36~笹野15:24
■同行メンバー:中隆

春です。
山スキーの機動力を活かして大渚山から1476台地、沓形山、跡杉山を経由して笹野まで、北面滑走で繋ぎながらのプチロングツアー。
突き抜ける山スキー旅、会心の山行でした!


沓形山の手前で。雨飾山と金山、天狗原山






大草連から南面をハイクアップ
雪面は固くブンリンクトーを装着したが、二人ともスキー側の回転板が自然に回ってクトーが外れてしまうトラブルが発生。少し時間を食った。


頂稜に乗っかる


北アの主稜線をバックに。
手前の白いこんもりは目指す1476台地。






ガリガリの尾根を滑る






1476台地手前にて。
雨飾とその右にちょこっと見えるのは昼闇か?


まるで牧場のような1476台地に乗っかる。奥が大渚山と天狗原山~金山


ここは別天地だ








1476から北面ダイレクトに滑り込んだがガリガリだったので堪らず東に逃げて沢状を滑る








良い雪当てました!
そのまま1100mの地図上の電波塔付近まで滑り込み、シールを付けて主稜線に登り縦走スタート。
このころから濃いガスに覆われ始める。
視界が効かないなか黙々と尾根を辿る。


沓形山手前の稜線でガスの上に抜け、視界が開けた。
大渚山と1476ピーク


地図上池マークのある辺り、まったりした癒しの地形。
ガスが幻想的な雰囲気を演出している。




沓形山山頂付近

沓形山から北面を滑走後、シール付けて最後のピークの跡杉山へ向かう。






跡杉山到着。バックは沓形山。
滑走予定の北面には濃いガスがべっとり。


ガスガスのツリーラン
横川林道に下る。



真那板山(北面周回ルート)

2021-02-27 17:03:45 |  山スキー

■2021年2月27日(土)
■ルート:大網7:53~笹野~北尾根~跡杉山と真那板山の稜線11:25~真那板山11:52~北面滑降~大網12:45
■メンバー:単独

【概要】
新規ルート開拓で真那板山を巡る北面周回ルートを考えてみた。

雪が降り続く中、笹野集落の先から跡杉山と真那板山の稜線に突き上げる北尾根を登る。
尾根上の821ピークに登るため、今回は尾根の末端から忠実に登ったのだが、藪がうるさくてあまり良くなかった。
ここは前回(2年前)の西面から登る方がまだマシのようだ。


最初は細尾根だが標高を上げるにつれて広く登りやすい尾根になる。


1003P付近。ブナの森。


前回(2月6日)は発見できなかった標識
山頂に着く頃、雪は止んだが濃いガスに包まれていた。

滑走は概ね前回と同じ北面ルート。
昨夜から昼前まで降ったサラサラPowderが溜まっている!
標高落とすとガリパウになるが、楽しめた。


赤禿山から奥に伸びる気になる稜線


白沢天狗東尾根(1800mまで)

2021-02-20 17:00:00 |  山スキー

■2021年2月20日(土)
■ルート:爺ヶ岳スキー場7:53~矢沢左岸~堰堤8:50~矢沢支流北東沢1370m~東尾根1800m11:48~東尾根滑降~堰堤12:26~矢沢左岸~スキー場13:02
■メンバー:単独

【備忘録】
今季5回目の白沢天狗
今回は矢沢支流北東沢を詰め、1330mから北の急斜面を登り東尾根の1450mに上がるルートをとってみた。
東尾根に上がるとスキー場方面から4人パーティー(ワカン3、スキー1)が登ってきた。

今日は天気が良く、気温もかなり上がり雪質は悪い。
ラッセルは大したことはないが、pon2oonの上に乗っかった重い雪が足かせになっている。
1800mまで登ったところでお昼近くになり今日はここまでとし、滑りに入る。
滑り始めると雪は意外にも良く、板も回しやすい。(pon2oonの効果?)
1570mの蟻の戸渡から北面の急斜面を少しとしてみたが、さすがに北面、つかの間のパウダーを楽しめた。


矢沢支流北東沢1370m。ここから左手の北斜面に取り付く。


本日の最高到達点1800m


ブナの森を滑ります。