山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

雨飾山(大網コース)

2012-10-28 20:26:12 |  山歩き

■2012年10月27日(土)
■ルート:大網登山口(920m)7:37~雨飾山(1963m)10:13~大網登山口12:37
■メンバー:単独


大網コース登山口から雨飾山へ

【概要】
まだ咳が出て体調は今一つだが、そこそこ天気もよさそうなので、さっくり登れそうな雨飾山に大網コースの往復で行くことにしました。
このコース、娘二人は小学生の頃に「おたり森の子クラブ」のプログラムで1泊2日で登っているはずだが、私にとっては初めてのルートです。
約1年ぶりの山頂はあふれんばかりの人でしたが、大網コースを辿ってきたのは私だけ。
歩行中は誰にも会わない静かな山歩きでした。


海谷駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳
その向こうに烏帽子岳と阿弥陀山もちらっと見える。


前沢源頭の紅葉

コース途中「おたり森の子クラブ」のものと思われる、かわいいメッセージボードがたくさんあった。

森を抜けて♪


岩・岩ゴロゴロを過ぎると、


山頂直下へ。
前沢源頭の岩壁が見事。
この頃からガスが出てきた。


山頂手前。
何やらガスの中にうじゃうじゃ人がいるぞ~!
これは勘弁と写真を撮りすぐに静かな大網コースに引き返す。


緑の台地、笹平


山頂を離れたころガスが晴れ、遠くに日本海が見えた。


駒ヶ岳(登山口付近から)


ナメコは少し早すぎたかな?


写真を撮るだけにしました。


さあ帰ろう。

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内蔵助谷から立山

2012-10-21 20:39:06 |  山歩き

■2012年10月21日(日)
■ルート:黒部ダム7:45~内蔵助谷出合8:28~内蔵助平(ハシゴ谷乗越分岐)9:40~内蔵助山荘12:29~真砂岳~大汝山13:28~雄山13:45~一ノ越14:10~室堂ターミナル14:39
■メンバー:単独




内蔵助谷の紅葉と大タテガビン

【プロローグ】
3週間ほど咳が止まらず山でもゴホゴホやっていたのですが、昨日病院でCT検査したところ「肺炎」の診断でした。
ドクターから「熱がなく体調が良ければ山に行ってもよい。」との承諾を得たので、予定どおり内蔵助谷から立山のコースに行くことにしました。
今回の目的は、「内蔵助谷の紅葉」、「内蔵助カールの雰囲気」、「稜線からの展望」です。
しかし、コースタイムがトータル10時間。黒部ダムの歩きだしが8時前になるので、休憩時間を含めても7時間くらいで抜けたいところです。
さあ、抗生物質を飲んで出発です

【概要】
この時期遅い始発のトロリーバスに乗って黒部ダムまで。
今日からwebで取れる2割引きのチケットが使えるのでありがたい。
観光放水の終わったダム下の木橋で黒部川を渡り、下の廊下登山道をしばらく歩く。


下の廊下の紅葉。観光放水が終わったので水量は少な目?


内蔵助谷出合から真砂岳方面の登山道に入ると丸山東壁が見えた。
若いころに緑ルートを登っているが、今や、どのラインなのか全く思い出せない。
登山道は丸山東壁の基部を巻きながら徐々に標高を上げていく。


岩壁に紅葉が映えます。


内蔵助谷の黄葉。鮮やか!


この辺の紅葉もなかなかキレイだったが、少し曇ってしまい青空でないのが残念。


内蔵助平に到着。
稜線が見えてきたが風が強そう・・・。内蔵助平から先の登山道は踏み跡程度の不明瞭な箇所が多くあり注意が必要。
正面の尾根に取りつくが、一気に1000m強登りあげるかなりの急登だ。


尾根途中から内蔵助平が足下に見えた。


植生もハイ松に変わると、いよいよ内蔵助カールに入る。


ウォ~!いい感じだ~♪


雪渓を横断して、ザレ斜面を右方向へトラバースすると冬季閉鎖の内蔵助山荘に出る。
正面のザレと雪渓を真直ぐ稜線に登りあげるショートカットの踏み跡も見えた。
稜線の風はそれほど強くなかったが、風が冷たく体が一気に冷えた。


内蔵助カールの全景。
いつか山スキーで滑りこんでみたい。




稜線の展望
室堂と大日岳
この界隈も11月下旬には滑り屋さんで賑わうんでしょうね。


締めは剱岳と八ッ峰

途中で足を攣り、よれってしまったが、真砂岳~大汝山~雄山と縦走してなんとか予定どおりの時間に室堂ターミナルに到着した。

コメント (2)
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島々谷から霞沢岳

2012-10-14 20:16:03 |  山歩き

■2012年10月12日(金)~13日(土)
■ルート:
(12日)島々谷林道ゲート6:50~岩魚留小屋10:05~徳本峠12:32
(13日)徳本峠5:18~霞沢岳8:08~徳本峠10:50~岩魚留小屋12:40~林道ゲート15:38
■メンバー単独

休日出勤の代休が取れた週末、穂高の大展望を期待して、島々谷から徳本峠へ至る古道をたどって霞沢岳に登ってきました。
霞沢岳は7~8年前の11月、上高地から八右衛門沢経由で試みたものの、時間切れで頂上を踏めなかった因縁の山です。


この景色が見たかった。
(前穂から吊尾根を経て奥穂、西穂へと連なる穂高連峰 右手前は六百山)

【概要】
(12日)
松本市安曇支所から島々谷の林道を1km程度入ったゲートのところで駐車し、林道を歩く。
取水施設のある二俣から登山道となる。
平日とはいえ、とても静か。
おそらく反対側の上高地は大変な喧騒なのだろう。
島々谷川の瀬音を聞きながらゆったりとした気分で歩く。

いまや廃屋となりつつある岩魚留小屋を過ぎしばらく行くと、沢を離れ、熊笹の急登を登ると徳本峠に出た。

小屋の前にある幕営地に今年新調したばかりのソロテント(アライ・エアライズ1)を張る。
夕食まで時間があるので、展望の良いところを探して大滝山方面に軽く散歩に行ってみる。
ポケットに焼酎を忍ばせ、チビチビ飲みながらしばらく歩くが、樹林が濃くてほとんど展望は得られず、結局酔っぱらいと化してテントに帰着。

夕方になるころには狭いテン場はほぼ満席になった。
夕食はちょっと贅沢して、豚シャブとうどん。


徳本峠は樹林が濃く展望は悪いが、霞沢岳方面へ登山道を少し上がったところから明神と前穂がよく見えた。

(13日)
5時20分にヘッドライトを点けて徳本峠を出発する。
コースタイムは往復7時間かかるが、往路の島々谷コースの下山を考えると11時までには峠に戻りたいところ。

陽がのぼり、霞沢源頭の紅葉が見えてきたが、今年はまだ早すぎるのか、普通こんなもんなのか今一つぱっとしない感じだ。





霞沢の紅葉1


霞沢の紅葉2


霞沢岳(奥のピーク)


八右衛門沢を見下ろす


山頂には地味な小さな標識があるのみで好印象。
展望もすこぶる良い。


梓川を挟んで蝶ヶ岳から常念岳


笠ヶ岳


焼岳

徳本峠に戻ると上高地から登ってきた登山者がでごった返していた。
こんなところは御免と即テントを撤収。
落ち葉をかさかさ踏みしめながら静かな古道を島々へ下って行った。

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中ノ岐川灰ノ又沢

2012-10-09 21:16:32 |  沢登り

■2012年10月6日(土)~7日(日)
■ルート:
(6日)雨池橋7:46~中ノ岐林道~灰ノ又橋8:35~F512:17~BP14:10
(7日)BP7:26~二俣~奥の二俣9:04~稜線10:12~荒沢岳10:31~銀山平13:46
■同行メンバー:中隆

昨年9月と今年9月に計画したものの、いずれも雨で順延になっていた灰ノ又沢。
今回3度目の正直で完登できました。
沢中1泊の行程はほどよい余裕があり、今シーズン最後の焚火宴会をじっくり楽しみました。
天候は曇りで今一つでしたが、行動中と宴会中は降られず助かりました。

【アプローチ】
金曜の夕方、仕事が終わるとそのまま車を走らせ、飯山~十日町経由で魚沼に入る。
スーパー原信で行動食と八海山そしてつまみを調達し、関越道小出インター近くの道の駅でテント泊。
ルートを研究しながら一人宴会して就寝。
翌朝、中隆と合流し、車2台で奥只見シルバーラインで銀山平に入る。
1台を満車状態の荒沢岳登山口に駐車し、シルバーラインで雨池橋へ向かう。このシルバーラインは昨年の台風災害で長らく通行止になっていたのだが、ようやく10月1日から開通したばかりなのだった。
雨池橋から一般車両通行止めの中ノ岐林道をおしゃべりしながら1時間弱の歩きで入渓点の灰ノ又橋に到着。

【ルート概要】灰ノ又橋から見る灰ノ又沢はパッとしない雰囲気だが、すぐにナメ状の小滝が連続するよい渓相になる。



3m美瀑







この沢で1番大きい滝のF4、25m4段滝。
ロープ出せば登れそうだったが、2段目以降がシャワークライミングになりそうだったのでパスして左壁を巻き気味に登る。




登れる滝はしっかり登る。




F5の12mのなかなか見事な滝。
高さがあるので一応右壁の3級-程度の岩をロープを出して登る。

F5を登ってから二俣手前の左岸に幕営適地を探し、テントを張る。
時間があるので、薪をたっぷりと集めてから焚火宴会の開始。

中隆シェフ(見習い)の今宵のメニューは「枝豆、焼肉、ほうとう」+赤ワイン
おいしくいただきながら、いつしか話題は子供の教育問題となる。
「親が山バカでも子はそれなりに育つ」という都合の良い結論が出たところで雨がポツポツと降りだしお開きとする。

翌朝、相変わらずどんよりとした天気の中、出発。
雨は夜中にそれなりに降ったようだがほとんど増水していない。
すぐに二俣となり本流の右俣へ入る。
連続して現れる小滝を次々と直登。飽きない。


奥の二俣を右に入り、一気に高度を上げていく。
後ろに灰ノ又山が見える。紅葉は遅い。色づき始め程度。

最奥の二俣を左へ入る。右は荒沢岳に直接突き上げるようだ。

最後の詰めは濡れた草付の急斜面でとにかく滑る、滑る。
半分以上は腕力で半ば強引に草をつかみ体を引き上げる行為の連続で稜線登山道に飛び出した。
稜線鞍部と山頂の中間地点に出たようだ。


山頂直下の紅葉

さて、下山。
非常に悪いことで有名な荒沢岳登山道なので注意して下る。
特に前からの岩場の50mの下りは懸垂下降したいくらいのものだった。



下山路途中、前から荒沢岳を振り返る。
稜線右手の鋭い切れ込みは蛇子沢

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某癒しの渓

2012-10-01 21:14:13 |  沢登り

■2012年9月29日(土)~30日(日)
■同行メンバー:Y隊長、komaさん、u-chef、M山pro、源太

【新メンバー紹介】

新メンバーの源太くんをご紹介します。
川上村出身♂
若干0歳11か月で沢デビューです
そう、He is kawakami dogs.
由緒正しき血筋なんですよ。


お父さんはY隊長。


最初は渡渉におっかなびっくりだった源太でしたが、慣れれば果敢に急流を攻めていきます。


渓流犬の誕生か?
次回、狩猟本能を発揮してイワナ捕まえてください。


魚影は薄かったのですが、本流で尺オーバー上げました。


翌朝、komaさんが執念で釣った尺イワナ。


で、u-chefの手にかかればご覧のとおり。
美味しくいただきました。


焚火の夜。
飲みすぎました。



また来ましょう。 

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