■ルート:海谷山峡パーク7:30~海谷取水口~鋸岳11:09~山峡パーク15:08
■メンバー:単独
海谷鋸岳は、5年ほど前の10月に駒ヶ岳~鬼ヶ面山~鋸岳~雨飾温泉と日帰り縦走をやっているのだが、今回海谷側からの登山道「富岡新道」から鋸岳を往復した。
海谷山峡パークの駐車場は既に7、8台の車が停まっているが、多くは駒ヶ岳方面に向かう登山者のようだ。
取水口高地から沢靴に履き替え、海谷の流れを何度か渡渉して富岡新道の入口に到着する。
ここは昭文社の登山マップでは破線扱いだが、標識の類は全く整備されていないので注意していないとうっかり見過ごしてしまう。
赤テープに導かれながら、かなり急な傾斜の登山道を一気に登っていく。
通常の道であればジグザグを切るところだが、最短距離を直線的に稜線まで突き上げているという感じだ。
標高を一気に稼げるので、こういう道は結構好きである。
稜線に上がると海谷の対岸の山々が視界に飛び込んできた。(左から、烏帽子、阿弥陀、鉢山)
鋸岳への縦走路途中にある「恐怖の30m長梯子。」
梯子に取り付くまでボロボロの岩場を登らなければならないのだが、これが悪い。
よく見ると下にもう一段梯子があったのだろう。支点だけ残して落ちてしまったようだ。
鋸岳山頂から焼山と昼闇山、そして焼山のすぐ左奥に火打山も見えた。
再び恐怖の梯子を下り(当然、登りより下りのほうが怖い)、落ち葉で滑る富岡新道を急降下して、再び海谷の流れに降り立つ。
一株当てれば今夜の鍋には十分だ。
さあ、帰ろう。