■2021年2月27日(土)
■ルート:大網7:53~笹野~北尾根~跡杉山と真那板山の稜線11:25~真那板山11:52~北面滑降~大網12:45
■メンバー:単独
【概要】
新規ルート開拓で真那板山を巡る北面周回ルートを考えてみた。
雪が降り続く中、笹野集落の先から跡杉山と真那板山の稜線に突き上げる北尾根を登る。
尾根上の821ピークに登るため、今回は尾根の末端から忠実に登ったのだが、藪がうるさくてあまり良くなかった。
ここは前回(2年前)の西面から登る方がまだマシのようだ。
最初は細尾根だが標高を上げるにつれて広く登りやすい尾根になる。
1003P付近。ブナの森。
前回(2月6日)は発見できなかった標識
山頂に着く頃、雪は止んだが濃いガスに包まれていた。
滑走は概ね前回と同じ北面ルート。
昨夜から昼前まで降ったサラサラPowderが溜まっている!
標高落とすとガリパウになるが、楽しめた。
赤禿山から奥に伸びる気になる稜線
■2021年2月20日(土)
■ルート:爺ヶ岳スキー場7:53~矢沢左岸~堰堤8:50~矢沢支流北東沢1370m~東尾根1800m11:48~東尾根滑降~堰堤12:26~矢沢左岸~スキー場13:02
■メンバー:単独
【備忘録】
今季5回目の白沢天狗
今回は矢沢支流北東沢を詰め、1330mから北の急斜面を登り東尾根の1450mに上がるルートをとってみた。
東尾根に上がるとスキー場方面から4人パーティー(ワカン3、スキー1)が登ってきた。
今日は天気が良く、気温もかなり上がり雪質は悪い。
ラッセルは大したことはないが、pon2oonの上に乗っかった重い雪が足かせになっている。
1800mまで登ったところでお昼近くになり今日はここまでとし、滑りに入る。
滑り始めると雪は意外にも良く、板も回しやすい。(pon2oonの効果?)
1570mの蟻の戸渡から北面の急斜面を少しとしてみたが、さすがに北面、つかの間のパウダーを楽しめた。
矢沢支流北東沢1370m。ここから左手の北斜面に取り付く。
本日の最高到達点1800m
ブナの森を滑ります。
■2021年2月13日(土)
■ルート:広堀橋7:00~阿寺山頂10:40~11:10~往路戻る~広堀橋11:49
■同行メンバー:M山pro
【概要】
阿寺山はちょうど3年前の2018年2月に単独で登っている。
前夜六日町の安宿に泊まり、八海山を飲みながら平昌オリンピックの開会式を観た記憶がある。
そして翌日登った快晴の阿寺山は、八海山や越後駒ケ岳の展望が素晴らしく是非再訪したいと思っていた。
高気圧に覆われ快晴が約束された週末、M山proにもこの景色を見ていただきたく阿寺山の再訪を計画した。
◎自宅3:00発~道の駅いいやま4:30集合~道の駅南魚沼(トイレ休憩)~広堀橋6:40
広堀橋に到着すると既に10台以上の車が停まっていた。大方は長岡や新潟ナンバーの車だ。
かろうじて一番奥のスペースにハイエースを突っ込むことができた。
天気が良い日に阿寺山の絶景を楽しもうという気持ちは皆同じか。
約40分は林道をハイク。正面の尾根に取り付く。
奥に見えるのは高倉山?
朝日を浴びた八海山が姿を現した。神々しい。標高1100m。
登山者はスキーとスノーシュー(ワカン)が半々くらい。
標高1350mの台地
巻機山や谷川岳方面が見える。真っ白だ!
山頂直下。八海山と越後駒ケ岳をバックにM山pro。
山頂着。気温が高くTシャツの登山者もいる。皆笑顔だ。
そして、ドドーンと中ノ岳。グレイト!
中ノ岳の右奥に見えるのは灰ノ又山~荒沢岳?(違うか?)
ギザギザの八海山とピラミダルな入道岳
越後駒ケ岳はどっしりと風格があるね。
そして一番見たかったのは利根川源流の山々。
桑ノ木山~ネコブ山~下津川山
裏巻機方面
さあ、ゆっくり展望を楽しんだのでそろそろ滑りましょう。
【滑降の概要】
3年前は、初めての阿寺山だったため、ほぼ登った尾根を滑った。
今回は滑降ルートで人気のジャバミ沢ルートを滑った。
頂上台地。ややパック気味だがまずまず快適。
メロウな頂上台地を過ぎると傾斜が強い疎林帯へ入る。
今回最も楽しい区間だ。
その後、広々とした沢状の地形に吸い込まれるように滑り込む。
地図上の登山道があるあたりだ。
沢の雪質は生コン状態で足が疲れる。滑っては休み、滑っては休みを繰り返し先行者のトレースに導かれながら尾根下部の登りのトレースに合流した。
今回は展望優先で滑りは全く期待していなかったが、春スキーだと思えば十分楽しめたのでした!
(終わり)
■2021年2月11日(木・祝)
■ルート:爺ヶ岳スキー場第3リフト8:52~東尾根~白沢天狗尾根1990m11:56~東尾根滑降~1450から北斜面滑降~堰堤13:38~矢沢林道~スキー場14:06
■メンバー:単独
【備忘録】
今季4回目の白沢天狗
晴天と先行者のトレースに助けられて白沢天狗尾根主稜線まで登ることができた。
東尾根を快適に1450mまで滑ると北斜面から他パーティーのトレースがあったので、100mほど北斜面を楽しんでからトレースを使って登り返した。
下部の堰堤を越えると東尾根のトレース主2名が矢沢方面から降りてきた。
トレースの御礼を言いつつ話を聞くと、「2063から真北斜面を滑ったがウインドスラブの雪崩まくりで恐ろしかった」とのこと。
この斜面は、5~6年前にシーハイルパーティーの雪崩死亡事故があった場所かもしれない。
いつもの北東面の沢はギタギタに荒れていたw
今日も標高差1000mを登って滑って、充実の一日でした。
(爺ガ岳スキー場積雪110cm)
白沢天狗尾根
下部樹林帯のハイク。雪はフカフカ。
強風で雪煙が上がる稜線。
大町市方面
主稜線に登り上げる最後のトラバース
滑降開始
標高1550mの疎林帯。楽しいの一言。
■2021年2月7日(日)
■ルート:大草連7:45~大渚山頂10:32~北面滑降~大渚山頂11:16~南面滑降~大草連12:12
■同行メンバー:Y隊長、M山pro
Y隊長から久々のオファーがあった。
人気ルートとなった山頂から北面を滑り、登り返してから南面を滑った。
北面と南面、天国と地獄とはこのことか。
北面はふかふか。
しかし南面は昇温と風の影響で激モナカ雪。
苦行の滑りで大草連に降りた。
山頂にて。メンバー記念写真。
頂上の展望台は完全に埋没している。
朝は晴れていたが、予報どおり山頂に着く頃に急速に天候が悪化
風が強く雪が舞ってきた。
古希の舞@大渚North Face
下まで滑りたい欲望に駆られるが、我慢
先行パーティーのトレースを使って登り返す。