山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

針ノ木岳 針ノ木峠

2012-11-25 18:03:43 |  山スキー

■2012年11月25日(日)
■ルート:扇沢6:58~針ノ木峠11:03~扇沢13:20(往復)
■同行メンバー:I顧問&顧問の山スキー仲間2名

一昨日は天候悪く不完全燃焼気味だったので、もう1回行ってきました(笑)
本日は高気圧のど真ん中に当たり天気は最高。峠からの展望は素晴らしかった。
そして昨日の降雪で針ノ木峠直下の斜面はパウダー!
完全燃焼の1日でした。






まだ陽の当たらない針ノ木雪渓。クラストした斜面にスキーアイゼンを効かせながら登る。


ノドを越えたところでノーズガードを付けた3人組が降りてきた。
この時間に下山とは只者ではないと思ったが、やはり金沢のドクターH氏率いる魔人軍団だった。


マヤクボ出合までもう少し


針ノ木峠直下


針ノ木峠に到着。
他の2パーティーはマヤクボ沢へ向かい、峠は我々だけだった。
時間的に山頂往復も可能だったが他の3人は今シーズン初山スキーのため、これにて終了。
注)I顧問がぶら下げているのはゴミ袋ではありません。(ヘルメットです。)


針ノ木峠の展望。まず正面に槍ヶ岳がどぉ~んと目に飛び込んでくる。


東に目をやると富士山が見えた。右は甲斐駒ケ岳と鋸岳


そして赤牛岳から水晶岳の稜線。


こちらは針ノ木谷源頭斜面と北葛岳、船窪岳


鹿島槍ヶ岳と白馬方面も真っ白!


針ノ木峠直下の斜面に飛び込む。




パウダー!!




マヤクボ沢出合から下も、場所を選べばプチパウダー楽しめました。



コメント (4)
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針ノ木岳 マヤクボ沢

2012-11-23 20:41:11 |  山スキー

■2012年11月23日(金)
■ルート:扇沢~針ノ木雪渓~マヤクボ沢カール(往復)
■同行メンバー:Y隊長、中隆

今シーズン初滑りで針ノ木岳マヤクボカールに行ってきました。
11月としては近年まれにみる積雪の多さで、扇沢のすぐ先からシール歩行可能。
雪質は良かったのですが、残念ながらガスが濃くて滑りは不完全燃焼でした。













上原ひろみ
心揺さぶられる演奏

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鉾ヶ岳・権現岳

2012-11-04 22:28:14 |  山歩き

■2012年11月4日(日)
■ルート:棚口登山口8:07~権現岳(1104m)9:37~トッケ峰10:47~鉾ヶ岳(1316m)11:50~金冠12:34~溝尾登山口13:52~(チャリ)~棚口登山口14:45
■メンバー:単独


棚口集落から見上げる権現岳
圧倒的な迫力でそそり立っている。これは一見の価値あり。

焼山や昼闇山、海谷山塊などに登った際、北の方角に一際目を引く独立峰が鉾ヶ岳と権現岳。
いつかは登ってみたいと思っていたものの、比較的アプローチが遠いことから後回しになっていました。
数日前から冬型の気圧配置が強まり、標高の高い山では降雪となったようです。
たかだか標高1300mと高をくくっていたのですが、標高900mから上部はしっかりと雪が残っておりアプローチシューズでは辛い歩きとなってしまいました。
久々に雪山を眺め、「また山スキーの季節がやってきたんやなぁ~」と実感した次第です。

【国道で熊に遭遇】
国道148号を糸魚川に向けて車を走らせていた。朝6時過ぎころ、白馬大池駅の少し手前の緩やかな左カーブを曲がると黒い大きな物体が左車線の真ん中を糸魚川方面に向かってゆっくりと歩いているのが目に飛び込んだ。一瞬で熊と分かった。そのまま行くとぶつかってしまうのでスピードを落としてゆっくりと近づいていく。車に乗っていれば安全だろうが生身だったらかなり恐怖だろう。写真を撮ろうかと10m位まで近づいた時、熊はこちらを振り返り左手山側の茂みに逃げ込んでいった。その上には集落もあるが大丈夫だっただろうか。

【概要】
ルートは権現岳から鉾ヶ岳への縦走とし、下山口の溝尾登山口に自転車をデポして棚口登山口に向かう。
登りは終始急登の連続であるが、途中の胎内洞での岩場くぐりや、ロープや鎖の岩場連続など、飽きることなく1時間30分で権現岳に到着する。
この先から積雪が増えだし、アプローチシューズでは滑るし冷たいしで靴の選択を誤ったことを悔いるが、先行者のトレースを上手く使わせてもらい先に進む。


紅葉もほぼ終わり。
焼山も新雪で真っ白になっていた。


鉾ヶ岳山頂には小さな避難小屋が建っていた。


逆光でいまいちだが、山頂からの展望。
海谷の山々と新雪の北アルプス


山頂からの展望。火打と焼山


稜線上の大きなコブ「金冠」
この反対側で長い長い岩場を下降していくのだが、雪がついているので足場がなかなか厳しい。
ロープや鎖に全面的に頼りながら下降した。


先週は不作だったが、なんとか山の神様の思し召しにあずかることができました。




最後は溝尾登山口に仕込んだチャリで約8kmの道のりを走り車を回収に向かう。
最後の2kmの坂はきつくて、ほとんど押し歩いていた。

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