■2022年5月4日(水)~5日(木)
■(4日)三国ダム管理所7:30~十字峡8:25~銅倉尾根~桑ノ木山13:22
(5日)桑ノ木山5:50~ネコブ山7:35~桑ノ木山9:05~銅倉尾根~十字峡12:19~三国ダム管理所13:27
■同行メンバー:中隆
ついに、長年の憧れだったネコブ山と桑ノ木山に登ることができた。
ネコブ山は岳人誌が選定した「マイナー12名山※」の一つである。
2日間ともほぼ無風快晴の最高の天気に恵まれた。
先日の鉢山に続き、このゴールデンウイークは満足のいく登山が楽しめた。
山スキーを封印してマニアックな山に付き合ってくれた中隆に感謝!
※【岳人マイナー名山の基準】
○四季を問わず創造的登山をしなくては登頂できない名山
・道がなく、登頂するのが困難なこと(体力があっても、登山技術や経験、地図などがなくては登頂して下山するのは極めて難しい)
・山容風格とも名山と呼ばれておかしくないものであること。
・山群の主峰もしくはそれに準ずるものであること。
想いがかなったネコブ山頂。越後三山をバックに万歳!
昨年(2021年)10月に登った本谷山の中尾ツルネから見たネコブ山と桑ノ木山の穏やかな稜線。
この時に残雪期に登りたいという思いを強くした。
十字峡から発電所の導水管横にある急な階段を標高差170m登る。
重荷で後ろにのけ反りそうになりながら一歩づつ登る。かなりキツイ。
階段が終わると急な細尾根となる。藪が濃いが踏み跡はしっかりしているので迷わない。
そして標高900m位になるとようやく残雪が現れ歩くのが俄然楽になる。
八海山をバックに。
中の岳と手前に丹後山
桑ノ木山に到着。ネコブ山をバックに。
山頂の一角にテントを設営。
最高のテンバ。
早速、水を作りながらビールで乾杯。昼から飲むビールは最高!
翌朝の登山ルートを観察しながら飲む。
メインのほうとう鍋
越後の雲の平と呼ばれる桑ノ木山の広大な山頂
巻機山をバックに
魚沼平野の向こうに陽が沈んでいく。
特別な時間が過ぎていく
翌朝の御来光
いよいよネコブへ向けてスタート
クラックと雪消えで藪を漕いだり大回りしたりで結構時間がかかる。
ネコブの頂上稜線に乗り上げた。
平ヶ岳、至仏山、遠くに上州武尊山などが見える。
無雪期はすべて湿原と草原に覆われているというネコブ。見てみたい。
ネコブのコブ
そのコブの上に立った。
アップで(笑)
山頂に到達。向こうに見える下津川山を目に焼き付ける。
距離的にはさほどでもないがアップダウンや雪庇の処理が多そう。近いようで遠い下津川山。
同じ日にネコブ山頂近くにテントを張ったパーティーがいたようだが既に姿はなかった。下津川山へ縦走したのか?
帰りに昨年10月に登った本谷山と中尾ツルネを観察。