山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

甲府幕岩

2007-05-27 19:10:55 | YOH



今週は、いつもお世話になっているRockGym Horieの皆さんと甲府幕岩へ。
Yohは、Horieさんのアドバイスで「オンリーワン(5.11d/5.12a)」のレッドポイントを今年の最終目標に設定する。
で、「とりあえずどんなもんか触ってみましょう!」ということで、いきなり目標ルートに取り付く。トップロープで各駅停車ながら、なんとか最後までムーヴをつなぐ事ができ、これは好感触。
5.10台後半のルートを数本を登った後、「work on(5.11a)」(写真)をトップロープでトライ。
身長が少し伸びたせいか、昨年まで全く手の出なかった5.11台が少しづつ登れるようになってきたようだ。

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小川山・廻り目平・ボルダリング

2007-05-20 21:14:02 | YOH



県山岳協会主催のジュニアクライマー合同練習に参加した。N嶋コーチ親子、白馬のHさん親子、H高校のYちゃん、と我が家の総勢8名である。
N嶋さんジュニアのT君は中学2年生ながら、ルートは5.13台、ボルダーは三段を登るトップクライマーである。
小川山のボルダーは500近くの課題があるといわれる。良質のボルダーとルート。快適なキャンプ場と最高のロケーション。日本のクライミングのメッカと呼ばれる所以である。
今回はボルダーの練習ということで、ヴィクター、親指岩下ボルダー、石楠花遊歩道エリアなどで遊んだ。
やはりボルダーは皆でわいわいやるのが楽しい。
子供たちは、「アーでもない!コーでもない!」とムーヴを試行錯誤している。
そのうち、歓声、嬌声、拍手が舞い起こる。難しい課題が片付いたのだろう。
どうあがいても、自分には歯の立たないシロモノばかりである。
青天の廻り目平にはすがすがしい風が吹いていた。
自分も時々登るフリをして、乾いた花崗岩の感触を指で確かめながら、そんな光景をボーっと眺めていた。



(写真はヴィクター・サブウェイ 3級)

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飛騨・沢上(そうれ)谷

2007-05-12 19:24:20 |  沢登り



GWが終わってからの1週間、飛騨沢滑降の余韻に浸りつつ、「白馬あたりで滑り納めを・・・」などと考えていたが、こう暑い日が続くと、気分は一気に沢モードになってしまった。

で、先週に引き続き、「チーム・はぼっく」のようさん、そして今回沢デビューのS木さんと「ナメの天国」沢上谷を遡行した。
とにかくこの沢は、流程は短いものの、ナメ、ナメ、ナメのオンパレード。数年前の岳人誌に紹介されてから人気ルートとなったようである。

遡行途中、2回、右岸の支流に入り、「五郎七郎滝」や「岩洞滝」を見物する。本流のみではあっという間に終わってしまうのである。この2つの滝は車道(県道)上からも遠望できる。

ひたすら滑床をひたひたと歩くと巨大な一枚岩から流れ落ちる「蓑谷大滝」へ。これを左岸から大高巻きし、懸垂下降1回で沢へ戻る。そして再び、ナメ、ナメ、ナメ・・・。

沢と並行して車道が走っているせいか、不法投棄と思われるゴミが目立つ。美しい沢だけに残念である。

程なく林道が横切る地点で遡行終了。御馳走さまでした。

■平成19年5月12日
■メンバー ようさん、S木さん
■入渓点8:55~五郎七郎滝~岩洞滝~蓑谷大滝~林道横断地点12:55

 
(ナメの高速道路!)

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槍ヶ岳・飛騨沢

2007-05-04 20:02:05 |  山スキー

  「GWはビッグマウンテンでしょう!」ということで、ようさんと槍ヶ岳登頂と飛騨沢大滑降を目指した。                                              

新穂高温泉から柳谷先までMTB使用。ここから先、滝谷出合までアップダウンや雪が途切れている箇所もあり、板を担いだ方が早い。

槍平から大きく右折して飛騨沢に入る。小屋も見えているのだがここからが長い。ひたすらまっすぐ登る。飛騨沢飛騨乗越直下でクラスト斜面となり、アイゼン・ピッケルに変更。このころより風雪強くなり、稜線に出るとで完全に吹雪となる。下界では半袖の陽気だろうが、こっちは凍傷寸前で槍ヶ岳山荘に逃げ込む。久々の小屋泊だがこんな天気の時は小屋の有り難さが身にしみる。

翌朝、槍ヶ岳へ。雪、氷、岩のミックスで意外に悪い。大学4年のGWに登頂して以来、22年ぶりの山頂。黒部源流方面の真っ白い山々にしばし見とれる。小屋に戻りスキーを担いで大喰岳山頂へ。山頂直下から飛騨沢へのドロップを目指すが、このころよりガスが濃くなり視界が利かない状態となる。仕方なく大喰からのドロップを断念し飛騨乗越へ戻る。

そして飛騨沢大滑降開始。上部はカリカリだったが、すぐに快適斜面に。槍をバックに大回りターンでノートラック斜面をいただく。降りてしまうのがもったいないくらいの素晴らしい大斜面とロケーションだ。

槍平から消えかかった雪を拾いながら白出沢出合の登り返しまでなんとかスキーで滑る。最後の林道はMTBの威力発揮。先行者をブチ抜きながら2時間の林道歩きを20分で終了。MTBの機動力はすごい。締めの温泉はどこも満車状態だが、ようさんの鋭い直感で中尾温泉「焼岳の里」の露天風呂へ。これが穴場で完全貸切状態。焼岳と錫杖の岩壁をゆっくりと眺め、疲れを癒して帰路についた。

■日程:5月3日~4日

■メンバー:ようさんと2名

■コース:(3日)新穂高温泉5:00~飛騨乗越~槍ヶ岳山荘16:00(4日)槍ヶ岳山荘6:50~槍ヶ岳山頂7:20~大喰岳9:10~飛騨乗越9:40~新穂高温泉13:00



山頂往復は意外に悪く、侮れない。ピッケルを持たずに下降してくる山スキーヤーがいたが、危険。(同日、滑落事故があった。)アイゼン、ピッケルは必携。 


22年振り、快晴の槍山頂


一方、大喰岳山頂はガスの中。ここからのドロップは断念する。 


やむなく飛騨乗越に戻り飛騨沢にドロップ。雪質は前日の降雪でちょいパウ状態。 ノートラック斜面を快適に滑るようさん 


デブリ全くなしのすべすべ斜面。広大すぎてどこを滑るか迷ってしまう。


飛騨沢全景!堪能しました。                                       

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