山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

南会津 二岐山

2012-03-20 22:26:21 |  山スキー

■2012年3月20日(火)
■ルート:二岐温泉手前の駐車地点7:40~東尾根~二岐山頂(1544m)10:18~駐車地点11:18
■同行メンバー:ようさん、あーさん

連休谷間の19日(月)は出勤し、本日は東北ツア最終日のようさんチームと再び合流しました。
当初の計画では西吾妻山から二十日平のツアコースでしたが、冬型の気圧配置が強まったため、比較的天候のよさそうな二岐山に転進です。
二岐山は独立峰のため、展望の良さは定評がありますが、先月は残念ながら天気が悪かったため、展望はありませんでした。
今回は大いに期待して、駐車場を出発しました。


1200mにあるブナの巨木は二岐山のシンボルツリー。
まるで手を広げて我々の到着をお出迎えしてしてくれているようだ。

アイスバーンに薄っすら新雪が乗った状態で登りづらいため、早めにスキーアイゼンを付ける。


標高1350から尾根は急峻になる。
あーさんは、少し苦労しているが、よい練習になったでしょう。


山頂直下で森林限界を超えると、一気に展望が開けた。
小白森山と大白森山


那須連峰。旭岳と三本槍岳


流石山方面。真白な稜線が美しい。


展望を楽しんだ後、山頂からドロップ開始。
上部の急な細尾根は北側の斜面をからめて滑るとよい。


ブナのツリーラン。
雪質はあまり期待していなかったが、気温が低かったせいか予想以上に良かった。


ごきげんです!


今シーズンから山スキーを始めたあーさんだが、ひょいひょい滑ってくる。


【まとめ】
二岐山は短時間で登れて、展望よし、滑りよしのお手頃系のいい山です。
今回は賞味期限切れ間近でしたが、ブナ・パウ狙いで厳冬期が一番いいでしょうね。

【温泉】
二岐温泉 桂祇(かつらぎ)荘 500円

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八幡平 茶臼岳

2012-03-18 22:28:10 |  山スキー

■2012年3月18日(日)
■ルート:八幡平アスピーテライン除雪終了点7:42~恵比寿森9:27~茶臼山荘10:23~茶臼岳10:45~1448Pから派生する東尾根~除雪終了点11:35
■同行メンバー:ようさん、あーさん

八幡平も是非山スキーで訪れたかった山域の一つです。
茫洋としてつかみどころのない八幡平ですが、旧八幡平スキー場から茶臼岳を経由して周回するツアールート選択しました。
朝方、盛岡を出発してからずっと小雨がぱらついており天候をかなり心配しましたが、八幡平アスピーテラインの除雪終了点から出発する頃に急速に天候が回復し、青空が広がります。
雲海の上に神々しいまでの岩手山を拝むことができ、一同大感激!!
昨日の秋田森吉山の敗退を帳消しにする素晴らしいツアを満喫しました。


ガスが晴れて雲海の上に岩手山が姿を現した。great!


廃業した八幡平スキー場跡の斜面を登る。
リフト等の人工物はすべて撤去されていた。




滑る予定の尾根が見えてきた。




茶臼岳(右)と1448ピーク(左)


絵になるなぁ~岩手山




恵比寿森を越えて茶臼山荘に到着。
冬季入口から小屋内を見学。
さすが東北の避難小屋、整備が行き届いていました。いつか泊まってみたい。


茶臼山荘から茶臼岳山頂


茶臼岳山頂に着く頃、ガスが上がってきてホワイトアウトになったためしばし待機するが、風が出てきて晴れたためドロップ開始。



上部はパックだったがまずまずのコンディション。

大黒森をバックにご機嫌のようさん。


dake-kannba tree&ようさん


1448mピークを巻いて東に派生する尾根に入る。


下部は重湿雪に苦しめられる。
ストップ雪でコケて前方1回転してしまった。
あーさんはそつなくこなしてます。


小雪崩発生


除雪終了点到着~。



【温泉】
下山後、地元の山スキーの方おすすめの 松川温泉 松楓荘 500円 へ
開湯1743年 岩手の名湯だそうです。
乳白色の硫黄泉で秘湯気分を味わえます。
対岸に橋を渡って入る「洞窟風呂」が雪崩の危険があるため閉鎖になったていたのは残念。
サービスでもらった温泉玉子がうまかった。

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秋田 森吉山

2012-03-18 19:53:49 |  山スキー

■2012年3月17日(土)
■ルート:阿仁スキー場ゴンドラ終点~1308mピーク手前(敗退)
■同行メンバー:ようさん、あーさん

今週末は東北ツアーのようさん達とジョイントしました。
秋田森吉山は福島にいる間に是非登ってみたかった山の一つです。

前夜、残業を終えてから福島を出発。
無料の東北道を北に向けてひた走り盛岡ICから田沢湖を抜けて、深夜2時半にマタギの里「阿仁」に到着しました。
ようさん達を待つため車中泊するも、仕事と長距離運転の疲れで爆睡してしまいました。
朝7時半にようさんに起こしてもらい、阿仁スキー場へ移動です。
まずまずの天気かと思われましたが、ゴンドラ降りると強風の洗礼をうけます。
春の風でそれほど寒くはないのですが、あまりの強風地獄に嫌気がさして標高1308ピークの手前でとっとと引き返しました。

下山後は、マタギの湯に入ってから盛岡へ移動。
駅近くのホテルにチェックイン後、焼肉屋さんで憂さ晴らしの宴会。
ホルモン系がうまかったです。
盛岡名物の冷麺でしめて、早々に就寝しました。

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会津駒ヶ岳

2012-03-04 20:13:24 |  山スキー

■2012年3月4日(日)
■ルート:桧枝岐下ノ原登山口7:09~駒の小屋10:09~会津駒ヶ岳山頂(2133m)10:25~登山口11:23
■メンバー:単独

ついに、待ちに待った BIG DAY がやってきました。
この日のためにとっておいたメニューは1月の悪天候で敗退した会津の名峰「会津駒ヶ岳」。
もちろんサクッとやっつけてきましたよ~!



【概要】
1月と同じルートで下ノ原登山口近くの路側帯に駐車して登り始める。
朝の冷え込みで雪面は固くトレースに入るとシールがスリップして歩きづらい。
なるべくやわらかそうな斜面を拾いながらサクサクと標高を稼ぐ。


前回敗退した標高1900m地点を過ぎると展望が開け、尾瀬の燧ケ岳や至仏山の素晴らしい山容が目に飛び込んでくる。
久しぶりの雪山の大展望に感激する。


富士見林道の尾根越しに平ケ岳方面


駒の小屋は半分埋まっている。


小屋から会津駒ヶ岳に向けてまったりとした尾根を歩く。
先行の二人組が小さく見える。


山頂直下から登ってきた斜面を振り返る。
駒の小屋が小さく見える。
ん~絵になる景色だ。


何もないだだっ広い山頂に到着。
しばし山頂からの大展望を堪能する。


中門岳方面。
その向こうには南会津の奥深い山々が連なる。


こちらは越後駒ヶ岳と八海山方面の重厚な峰々。
同定がよくできませんが荒沢岳も見えているのかな?


大戸沢岳へ向かうゆるやかな稜線。
縦走したくなる。


山頂から源六郎沢源頭の大斜面にドロップ。
雪質はパックで今一つ。
天気が良ければ雪質悪し。
このロケーションでは文句は言えないでしょう。
当初、沢のボトムまで降りて登り返すつもりだったが、パウダーは残っていないと判断して登路の尾根に向けてトラバースする。


雪庇の下をトラバース。


標高1900m付近で登山道に合流し、シュプールを観察する。
大斜面に下手な落書きしてしまった。(恥)


尾根の樹林帯は比較的よい雪質だった。





下山後、桧枝岐の「駒の湯」に向かうが、なぜか営業していなかったので、小豆温泉で入湯する。
帰路の途中、大戸沢岳や山毛欅沢山の入山口の状況を偵察した。

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安達太良山

2012-03-03 20:10:39 |  山スキー

■2012年3月3日(土)
■ルート:安達太良高原スキー場トップ9:38~安達太良山頂(1700m)11:02~東面の沢ドロップ~五葉松平~スキー場トップ12:18
■メンバー:単独

春です。
3月に入り、天候が周期変化するようになりました。
そして、いよいよ今週末は好天の周期に重なりそう。
安達太良山は福島にいる間に一度は登るつもりでしたが、厳冬期は気象条件が厳しく、3月の課題として残していました。
満を持しての安達太良詣でです。

【概要】
前日の大雪による除雪作業でゴンドラリフトの始発は50分遅れだった。
標高1300mのスキー場トップから登る楽チンコースだが、昨日の積雪でラッセルは必至だ。
他に3パーティーほど準備をしているが、私が先陣を切ってスタートする。


ゲレンデはガスで曇りだったが、上部に来ると青空も見えるまずまずの天気となった。
気分は上々、こんもりとしたた尾根をつないで真白な山頂を目指す。


途中で単独のテレマーク氏がラッセルを交替してくれた。
反対側から、くろがね小屋に泊まったスノーシューの登山者が降りてくる。


山頂直下。
道標にスキーをデポして頂上に向かう。


あっさりと山頂到着。
さて、滑りましょ!


往路を少し戻ってから東面の大斜面にドロップ。
パックパウダーだが、ガリガリよりはるかにまし。
楽しく滑れる。
左のシュプールはテレマーク氏のもの。
氏は途中から尾根をからめるようにトラバースする。
私は真直ぐ沢のボトムまで降りる。
そのまま行くと谷が深くなるので標高1350mで右手の五葉松平に乗り上げる。
ここでシールを付けて、だらだらの斜面をトラバースするとほどなくゲレンデトップに到着した。


五葉松平から振り返る。
真ん中の大斜面を滑ってきた。

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