山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

佐武流山

2021-10-30 15:05:16 |  山歩き

■2021年10月30日(土)
■ルート:自宅3:00~ドロノキ平登山口6:17~楢俣川徒渉点7:55~物思平8:56~ワルサ峰9:56~苗場山分岐10:34~佐武流山11:30~ワルサ峰12:43~物思平13:17~ドロノキ平登山口15:25
■メンバー:単独

その昔、この山には直接登る登山道はなく、苗場山から伸びる登山道を延々と往復するか、白砂山から藪を漕いで行くしかなかった。
不思議な山名と(さぶる)の語感の良さ、そして奥深い秘境性に惹かれ、思い入れの強かった山。
二十年ほど前に秋山郷の和山から登山道が開かれ少し興味が薄れていたが、晩秋・秋晴れのチャンスを得て登ってきた。

修行系でしたが、静かで奥深い山を堪能しました。




最近、入山口にこの手のおおげさな標識が目立つが、佐武流山の入口には似つかわしくない。


林道歩きの途中で岩菅山が顔を出した。


尾根上から岩菅山。かっこいい。




苗場山




無風快晴の素晴らしい天気に恵まれた。




標高2000mあたりから雪が出てきた。足もとの障害物が隠れてかえって歩きやすい。


山頂近くから苗場山。
遠くに越後三山、苗場山、谷川連峰が見渡せた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海谷 富岡新道

2021-10-27 12:28:54 |  山歩き

■2021年10月27日(水)
■三峡パーク6:47~取水口高地8:01~富岡新道登山口~稜線10:46~三峡パーク14:08
■メンバー:単独

平日に休みを取り、なめこパトロールを兼ねて、お気に入りの静かな山をゆるっと歩いてきました。

【備忘録】
海川の渡渉ポイントは雪解けの影響か増水していて膝上の渡渉とジャンプでクリアした。
一般ハイカーの通過は厳しいだろう。
取水堰堤から上流も水量多めで、どこでも渡れる感じではなかった。


去年もほぼ同じ日に来ているけど、紅葉にはちょっと早いかな?




富岡新道の登山口。草ぼうぼうでよく分からない。年間何人この道を歩くのだろう?年々廃道に近づいている感じ。
この白ペンキが唯一の目印。


出た!阿弥陀山


阿弥陀山と鉢山


鉢山アップ


昼闇山


稜線




エビ嵓。ここが一番の見どころ。


ポツ~ん。さすが平日、天気よいのに誰もいませんね


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥利根 本谷山

2021-10-10 20:36:39 |  山歩き

■2021年10月10日(日)
■ルート:十字峡登山センタ4:26ー~本谷山登山口5:30~雨量観測ロボット7:24~1296P7:58~小穂口の頭9:04~本谷山9:44~登山口12:34~十字峡登山センター13:46
■メンバー:単独

越後の山旅。
とりわけ、重厚で奥深い利根川源流の山々には特別な思いがあります。
これまで平ヶ岳、大水上山、丹後山、巻機山と登ってきましたが、登山道のある山としては最後に残った本谷山へ向かいました。

利根川源流の山に身を置いている幸せを噛みしめ、憧れの銅倉尾根(桑ノ木山~ネコブ山~下津川山)を眺めながら登りました。
そして、いつか残雪期に銅倉尾根を歩いてみたいという思いを強くしました。


頂上にコブがあるネコブ山(左)と緩やかな頂上稜線の桑ノ木山(右)

【概要】
前日の15時に自宅を出発し、飯山ICから117号経由で六日町へ。六日町IC近くのイオンで酒、つまみ、行動食を仕入れて十字峡へ向かう。十字峡は2002年10月6日に丹後山~中ノ岳日帰り周回の時に訪れて以来なので実に19年振りになる。十字峡登山センター敷地内の草地にテントを張り、宴会して早めの就寝。


翌日3時半に起床し、4時半にヘッデンスタート。既に丹後山、中ノ岳周回を目指す登山者だろうか、何人かが先行していった。




林道歩き1時間で登山口となる内膳落合に到着。ここから中尾ツルネと呼ばれる一直線の急登の尾根を登る。
本谷山は中尾山と呼ばれていたのか。だから中尾ツルネなのね。


急登1時間で朝日が当たるネコブ山が見えた。天気も最高、気分が上がる。


越後沢山か~!



ロボット雨量観測所。こんなところによく作ったもんだ。


中ノ岳と八海山がデカい。


紅葉もまずまずかな。


八海山の左に2月に山スキーで登った阿寺山が見える。


小穂口ノ頭と本谷山の間のヤセ尾根。
基本的には天気は良いのだが、この辺りだけ小穂口沢からのガスが吹き上がり視界が悪い。


本谷山の朽ちかけた標識。これ以外の人工物はなく、素朴で静かな山頂だった。
残念ながら山頂からの展望はなかった。越後沢山や平ヶ岳を眺めたかったのだが。。。
風が強いので早々に下山にかかる。


こちらは小穂口沢の源頭


美しい笹の海が広がっている。




下山途中から山頂方面を振り返る。相変わらずガスと強風が続いているようだ。


ネコブがくっきり間近に見える。山頂周辺は全部湿原に覆われているというネコブ。



下津川山へ続く国境稜線。


背丈を越える笹ヤブがあるらしい。近そうで遠い山。


魚沼みやげ。酒ばっかだ(笑)

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山ノ神尾根から白馬乗鞍岳

2021-10-03 20:26:58 |  山歩き

■2021年10月3日(日)
■ルート:白馬乗鞍岳スキー場P5:20~黒川沢登山口6:00~稗田覗き7:07~山ノ神尾根方面分岐9:49~風吹大池方面分岐~白馬乗鞍岳10:49~天狗原11:40~栂池自然園~栂池ゴンドラ~栂池スキー場~白馬乗鞍岳スキー場P14:15
■メンバー:単独

山スキーのクラシックルートを歩いてきました。
ブナの森で始まり高層湿原で終わるこのルート、程よく整備され静かで歩きやすいトレイルです。
天狗原まで誰にも会わなかった。



【概要】
早朝、薄暗い中ヘッドランプを付けて白馬乗鞍岳スキー場無料駐車場をスタート。ゲレンデを横切って山ノ神尾根登山道へ続く林道を歩く。


この特徴的な堰堤の下を通過する。無雪期に通過するのは初めてのこと。
水流があり、ヌメっているので注意が必要。



堰堤の裏側。滑り屋さんが張り付けたステッカー。
この堰堤を通過してすぐ黒川沢の左岸側にある踏み跡(登山道)に入る。このあたり、地形図上の登山道と道のつけ方が違うので注意が必要。


歩き始め。きれいなブナの森が広がっており気持ちよい。


山ノ神尾根中間部。日本三大大崩れの一つ、稗田山の大崩れが望める「稗田覗き」に到着。


上から見下ろすのは初めてのこと。なかなかの迫力だ。


尾根の上部は広くなり、高層湿原が見られるようになる。雰囲気よい。




千国揚尾根との分岐。「若栗スキー場」は白馬乗鞍スキー場の旧名だそう。


天狗原から白馬乗鞍岳に向かう。辿ってきた山ノ神尾根を見下ろす。紅葉もぼちぼち。










山頂から白馬大池山荘と雪倉、朝日方面。


山頂から小蓮華、白馬、白馬槍方面


雨飾、金山、焼山、火打、妙高方面。先日登った青海黒姫山も見えた。
すれ違ったお姉さまから「先週登った妙高はどれか?」と聞かれ、5回くらい説明してようやく分かってもらえた(笑)


下山は栂池自然園経由で。
ロープウェイ代をケチって林道を歩き、栂池ゴンドラリフトに乗車。
栂池スキー場から白馬乗鞍駐車場まで車道を20分ほど歩いて周回が終了となりました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする