■2021年7月24日(土)
■ルート:倉本登山道イザルボテ6:26~中八丁7:39~伊奈川本谷8:06~取水堰堤~1545m10:24~往路戻る~中八丁12:57~イザルボテ13:49
■メンバー:単独
最近、とある国家資格を取得するため図書館に籠って勉強することがある。
休憩時間に雑誌コーナーで何気なく手に取った岳人誌に伊奈川本谷の記録あった。
「かつて登路とされた清流を遡って、源頭カールから宝剣岳へ」の見出しに目が釘付けとなり、勉強そっちのけで登山大系をしらべたりスマホの地図を眺めて半日が過ぎた。
困難な滝やゴルジュはなく、大きなプレッシャーなしにアルプスの沢歩きを堪能できる渓。
いてもたってもいられない気持ちになり、まずはその片鱗に触れてみたいという思いで独り入渓した。
木曾義仲が越えたという伝説がある古い峠「中八丁」
決して整備された道とは言えないが、とても雰囲気のある峠道。
峠を越えて沢に入るというのはなかなか趣がある。
峠から急な下り20分で伊奈川に降り立つ。
渓相はよいのだが魚影は見えなかった。中流部以降になると突然釣れるようになるらしい。
1500mにあるミニゴルジュ。左から簡単に巻ける。
1535m付近、まだ全体の1/6程度しか進んでいないが、ここで引き返す。
次はいつ本番を実行するか?だ。