山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

高中正義40周年記念LIVE(日比谷野外音楽堂)

2011-09-25 18:36:13 |  番外編

■平成23年9月24日(土)



高中のライヴを初めて見たのは1979年3月の日比谷野外音楽堂、タイトルは「高中カーニバル From Rio」だったと思う。
中学3年生の春休みの出来事だった。
まだガキで、ライヴを見ること自体が初めての経験だったため、終始PAの音のデカさや観客の熱気に圧倒されっぱなしだった。

あれから三十数年を経て、高中も僕も同じだけ歳をとったわけだけど、またこうして同じ場所で高中の演奏を聴くことができることはとても感慨深いものがある。
もう、あの頃のような新鮮な感動は薄れてしまったけど、今は大人(オヤジ)としてビール片手にリラックスしながら楽しむことができる。

僕の高校生生活は、いつも高中の音楽とともにあった。
たまたま同じくクラスにいた高中ファンのY君といっしょに、日比谷野音、渋谷公会堂、新宿厚生年金会館、武道館、横浜スタジアムなど、都内開催のライブは必ずと言っていいほど参戦したものだった。

当時はインターネットはもちろん、チケットぴあの電話予約すらなかった時代で、チケットは発売初日にプレイガイドで並んで買うのが当たり前だった。
僕とY君も、いい席をとるために、よく新宿駅東口ルミネのプレイガイドの前に発売前夜から寝袋持参で徹夜で並んでいた。
それは苦労というよりも、一つのイベントとして楽しんでいたように思うし、そうやって手にしたチケットはコンサート当日までの宝物だった。

さて、今回の40周年ライブ。
野音上空は、雨男高中の異名をひっくり返す、すばらしい晴天&最高のビール日和に恵まれた。
少し早めに日比谷公園に到着し、ホームレスおじさんの隣のベンチで噴水を眺めながら、まずはビールで乾杯する。


そして開場~!!


もうすぐ開演~!!
ビール・スタンバイOK!(片手に1本&イスの下に2本(笑))
最後尾の立見席に移動してパチリ。

夕暮れ迫るころ、バンドメンバーとともに高中師匠登場。
開口一番「いい天気ですね~!」
秋風と生の虫の声・・・やっぱり「高中×野音」は最高だ!

ネタバレになるので詳細は省くが、曲目は「DISCO B」「SEXY DANCE」「THUNDER STORM」「MOON ROSE」「SAUDADE」、そしてもちろん「BLUE LAGOON」「READY TO FLY」など、比較的昔の曲の割合が多かったと思うが、OLDファンとしてはKittyレーベル時代の昔の曲をもっとたくさん演奏してほしかったという想いがある。

密かに特別ゲストで高橋ゲタ夫や小林泉美など昔のバンドメンバーが来てくれることを期待していたんだけど。
アンコール最後にファーストアルバム「セイシェルズ」の曲をウクレレ何曲か演奏したが、できればバンド演奏で聴きたかったなぁ~。

でも力強い演奏にグイグイ引き込まれ、アンコールの頃にはいつのまにかビール3本+予備で持っていた白角水割が空になっていた(笑)

終演後、興奮をさまそうと有楽町のガード下のスタンディングバー(立ち飲み屋)を物色するが、どこも満席で、しかたなく新宿西口へ移動してようやく落ち着く。

その後、かなり酔っぱらって夜行バスで長野へ帰り、某所で仮眠後そのまま仕事場へ休日出勤に向かったのであった。(泣)

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焼山

2011-09-23 20:06:15 |  山歩き

■平成23年9月23日(金)
■ルート:杉野沢橋6:17~富士見峠9:49~焼山10:52~富士見峠~杉野沢橋14:33

期待に反して天気は雨・あめ・アメ・






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北ノ又川白沢~越後駒ヶ岳&宴会キャンプ

2011-09-18 19:19:54 |  沢登り

■平成23年9月17日(土)~18日(日)
■同行メンバー:中隆
■ルート:石抱橋5:55~白沢入渓~魚止滝7:43~稜線登山道11:53~越後駒ヶ岳13:05~小倉山~明神峠~石抱橋17:31

9月の第1三連休、沢シーズンもそろそろ後半戦を迎える中、最近第2子が生まれてなかなか山に行きづらくなった中隆くんを誘って越後の灰ノ又沢から荒沢岳を計画した。
金曜日の仕事が終わってから高速を走り、小出IC近くの道の駅で山梨からやって来る中隆と待ち合わせする。
天気は台風の接近で不安定だ。
集合後、テレビで天気予報を見ながら協議の末、やはり沢中1泊で大雨につかまると気持悪いということで、急遽日帰り可能な北ノ又川白沢に転進することにした。

この周辺は2年前に山スキーで歩いているので概念はつかんでいる。
石抱橋から北ノ又川左岸の道を進み白沢と合流する地点から入渓する。
愛しのイワナちゃん達が次々と足元を走り興奮するが、北ノ又川は永久禁漁区なので手出しは禁物だ。
ここは楽しくウォッチングしながら遡行に専念する。


15m三段の魚止滝。
この滝の上でも魚影は走った。




中流部から上は、ゴルジュ地形の中、連瀑帯になる。
大きな滝こそないが、どの滝もホールドが細かく、登攀は難しく感じた。



そろそろ源頭の雰囲気。
ほとんど水流のない20m7段滝、15m4段滝を登り奥の二俣を左へ入る。
最後の10m滝を登り右の小沢をつめる。

遡行ガイドは「ほとんどヤブこぎなし。」とかいてあったが、最後は笹の激ヤブとの格闘となる。


沢装備等不要荷物をデポして、駒ヶ岳山頂を往復する。
気持ちの良い稜線を山頂に向かって歩く。



越後駒ヶ岳山頂にて。
縦走、山スキー、そして今回の沢で3度目の山頂となった。

下山は小倉山、明神峠経由で石抱橋まで。
途中雨に降られたが17時半に無事帰着。
約12時間行動となってしまった。

白銀の湯で温泉に入る。銀山平温泉白銀の湯
詳細は言えませんが、管理人さん御夫婦には大変お世話になりました。

温泉後、銀山平某所にて、食料担当中隆君が準備してくれたバーベキューと、ビール、日本酒(八海山)、ワイン(甲州産)で打ち上げキャンプ
ちょっと飲み過ぎてしまった。


下山して初めて気が付いたが、銀山平から鷹巣方面の車道は災害のため当分の間通行止となっていた。
こりゃ、どっちにしても灰ノ又沢は無理だった!
平ヶ岳に登る人はここからチャリでがんばるか、桧枝岐方面から大回りしなければ行けないことになる。

中隆くんのブログ

【18日】
〇B級グルメ
長岡ラーメン青島食堂
宴会キャンプの翌日、ラーメン食べ歩きを趣味とする中隆くんのリクエストで長岡ラーメンの有名店「青島食堂」へ向かう。
開店10分前に並んで、一麺入魂!
生姜醤油ラーメン、初めて食べたが新鮮だった。

〇おみやげ
さすがに米どころ、酒どころの魚沼。
食指が動くおみやげがいっぱいで困るが、以下の3点をチョイス。
・魚沼コシヒカリ(収穫したての新米)
八海山(一升+ワンカップ)
越後ワイン・赤(新潟県産ブドウ100%使用)

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湯檜曽川ケサ丸沢右俣左沢~湯檜曽川本谷

2011-09-11 21:03:10 |  沢登り

■平成23年9月10日(土)~11日(日)
■同行メンバー:ようさん、ゆきさん
■ルート:
(10日:晴れ)土合白毛門登山口5:29~武能沢出合~湯檜曽川7:30~白樺沢出合7:50~ケサ丸沢との二俣8:19~横断登山道11:04~湯檜曽川本谷12:29~二俣(BP)13:11
(11日:曇り)二俣BP6:14~朝日岳8:15~白毛門~土合11:39

湯檜曽川本谷は3年前にようさんと遡行しているが、悪天のため40m大滝の上部でJR送電線巡視路にエスケープしてしまい、残りの上半部分が宿題で残っていた。
いつかリベンジをと狙っていたのだが、白樺沢の支流ケサ丸沢を登り、JR巡視路から湯檜曽川本谷の前回エスケープした地点に戻り、残りの上半部を遡行するという一粒で二度おいしい(古っ!)企画を実行した。
初日は真夏のような好天に恵まれ、快適な遡行を満喫して湯檜曽川完全遡行を果たすことができた。



【概要】
9日夜に土合白毛門登山口にテント泊する。
翌朝、湯檜曽川沿いの新道を辿り、前回同様に武能沢を下降して湯檜曽川本谷に降り立つ。
さすがにメジャールートだけあって武能沢出合では我々のほかに4・5パーティーが準備をしていた。

本流に入るとすぐに現れる6m魚止滝。
前回は増水で右岸の壁に取り付くことすらできず苦労したが、今回はあっさりノーロープ&A0で突破した。

河原歩きを少々で白樺沢に入る。


白樺沢に入ってすぐ先の写真でよく見るミニゴルジュを大股開きのステミングで通過する。
人それぞれムーブが違っておもしろい。


白樺沢からケサ丸沢出合の間は、美しい滝、ナメ、トロが次々に現れ、全く飽きることはない。


白樺沢の30m大滝に到着。この滝の登攀も豪快で気持ちよさそうだ。
右からケサ丸沢が合流している。


ケサ丸沢の15m滝。
流れの左側を登り、草付斜面から1ピッチの懸垂下降で流れに戻る。
そして流れを右に渡り、その先に続く白い岩盤の快適なナメを登っていく。


奥の二俣から左の沢に入るとケサ丸沢の核心であるスラブ状の連瀑帯が現れる。


右壁をフリーで快適に登れる。
高巻く滝はほとんどなく、快適の一言。


朝日岳と笠ヶ岳を背に次から次へと現れる小滝を登ると、標高1350m付近で山腹を横切るJR巡視路に出合う。
この踏み跡、下から見るとわかりづらく、先頭を歩いていた私はうっかり見落としてしまった。(反省1)


巡視路を清水峠へ方面へ歩き、前回エスケープに使った峠沢右岸の下降路(A-46の標識あり)を下り、湯檜曽川本流に降り立つ。


40m大滝の少し上のあたりに出た。3年前にビバークした場所だ。
これでようやく3年前のスタートラインに戻ったことになったと思うと、なんだかすごくうれしくなった。
興ざめのトラロープは送電線を巡視する方のためのものか。


合流点から先も10mクラスのフリーで登れる滝がいくつか現れる。




滝だけでなく、ナメやトロもあり美しい。

そして、流れが平坦になり平凡な河原を少し歩くと二俣に到着した。
すでに先行の1パーティーがタープを張っていたので、我々は右俣に入ってすぐの左岸に良好な物件を確保した。
今回、渓の恵みはもちろんなしだが、夕飯のおかずのカレーを忘れてしまい、とてもわびしい思いをした。(反省2)


翌朝、ゴボウ沢と呼ばれる右俣をどんどん詰めあげると、両側がササヤブに覆われ藪漕ぎになる。
踏み跡をたどるとやがて草原に導かれ、すぐに朝日岳直下の登山道に合流した。

あいにくのガスで展望は得られず残念だったが。これでリベンジ達成でき、大満足の山頂であった。
下山は若者とバトルをしながら、笠ヶ岳、白毛門を経由して土合駐車場へ駆け下った。

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