山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

二子山西岳

2009-05-31 19:33:02 |  山歩き
■平成21年5月31日(日)
■メンバー:ようさん、SKさん

今シーズン初の外岩はマルチピッチクライミングで二子山中央稜!
と書く予定だったが・・・。

週末の天気予報は芳しくないが、ダメもとで行ってみるだけ行ってみようと出かけたがやっぱりダメだった。

雨はそれほどではなかったが、石灰岩の岩場ゆえに染み出しが多く、岩は濡れ濡れで即敗退決定。

佐久ICから十石峠を越え、はるばる埼玉県の西の端っこまで来たのになぁ~。

仕方がないので二子山西岳の上級者コースを登る。

帰りがてら「理事長岩」を視察し、温泉で汗を流してから信州に帰った。

夏場は暑そうなので、リベンジは11月に決定!




二子山祠エリア。
どっかぶりで全く登れそうにありません!
右端の「話がピーマン」(10a)ならなんとかなるか?
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某所・某沢・癒し系

2009-05-24 19:24:03 |  癒しの山

■平成21年5月23日(土)~24日(日)
■同行メンバー:I顧問、Iブチ、u-chef、komaさん、M山さん、tera、中隆、Y隊長
■場所:(見る人が見れば分かるんでしょうが、一応)シークレット

毎年恒例になりつつある春の癒し系の山旅だが、今年は雪が少ないことから例年より半月早く開催された。

おいいしい料理に酒が進み、ついつい飲みすぎてしまった。
翌朝は二日酔いで山頂アタックはパスしてしまったが、こんなまったり系の山旅もたまにはいいでしょう。


沢の二俣の台地にBC設営。
まずは宴会場を設営し、大量の薪を確保する。
沢は濁りが強く、釣りにはまだ時間が早かったが、どうにも我慢できず狩猟チーム出動となる。


竿を出すとすぐに当たりが・・・。しかも良型ばかり。


komaさん、ついに尺岩魚ゲット。
わたしも今シーズン初の釣果に大満足。

ベースに戻って、宴会開始。


塩焼き



翌朝、山頂アタック隊と別れて、隊長と上流の青物を物色に出かける。





下見なので竿は出さなかったが、隊長曰く「ここは絶対、尺がいるぞぉ~!」




残雪とブナの新緑のコントラストが美しい。

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針ノ木岳(直登ルンゼ)

2009-05-10 18:02:13 |  山スキー

■平成21年5月10日(日)
■メンバー:単独
■ルート:扇沢5:55~針ノ木雪渓~マヤクボ沢8:06~針ノ木岳山頂9:48~直登ルンゼ滑降~針ノ木雪渓~扇沢11:21

先週の毛勝&猫又で大満足し、今シーズンの山スキーは終了のはずだった・・・が、この天気では行かないわけにはいかなかった。

本当は白馬北面清水谷あたりを
狙っていたのだけれど、先週の毛勝から観察した白馬北面があまりにも雪が少なそうだったので、確実な所で針ノ木に行くことにした。

今日のプランは、山頂から直登ルンゼを滑降し、針ノ木峠へトラバースした後、蓮華大沢右俣へ継続する予定だった。
しかし昨日からの高温で雪の状態があまりにも悪く、結局蓮華大沢はパスして針ノ木雪渓を降りてしまった。


マヤクボ沢出合
小雪のためか、デブリも少なく例年より雪面はフラットに感じた。

マヤクボ沢に入り、山頂の左の肩を目指してシールで登る。
途中、滑る予定の直登ルンゼを観察する。

ルンゼとはいっても斜面は広く、傾斜はそれほどでもなさそう。

まあ、楽勝かと思って見ていると、先行者が直登ルンゼを滑降してきた。
が、途中で転倒し、自身が起こした湿雪雪崩とともにしばらく滑落。
これはヤバイかと思ったが、すぐにリカバーして針ノ木峠方面へトラバース。

う~ん。次は自分が滑るかと思うとイヤ~な気分だ。


今日は快調で、山頂まで1回の休憩のみで到着した。
バックは蓮華岳

山頂で板を履き、すぐ南の直登ルンゼへドロップするが、やはりターンを切るそばからザーっと湿雪雪崩が発生する。
下からは大勢の登山者が登ってくるので危険と判断し、人のいない針ノ木峠方面へトラバースする。

この時点で蓮華大沢のモチベーションは萎え、そのまま針ノ木雪渓を降りてしまった。


マヤクボの途中から蓮華方面


山頂から爺ヶ岳、鹿島槍方面

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毛勝山(毛勝本谷)

2009-05-05 07:09:05 |  山スキー

■平成21年5月3日(日)
■同行メンバー:ようさん(チームHAVOC)
■ルート:阿部木谷出合林道P5:00~大明神沢出合~毛勝本谷出合~ボーサマ谷~稜線コル10:50~毛勝山頂11:15~毛勝本谷滑降~駐車場13:25

山オヤジのGW第3戦。
昨日の猫又山に引き続いて毛勝山を登って滑った。
ナワタケ谷出合から下部はデブリで荒れていたが、毛勝本谷は雪の状態もよく、快適な急斜面の滑りを堪能した。
昨日と合わせて累積標高差3400m、よく登ってよく滑った2日間だった。

猫又山終了後、某キャンプ地へ移動。
ビールを飲んでゴロゴロと昼寝する。
翌朝は3時に起床し、カレーうどんをいただいてから偵察しておいた阿部木谷出合の駐車スペースに移動する。
ここからしばらくスニーカーで右岸沿いの林道を歩き、堰堤上を左岸に渡ったところからシールに切り替える。


林道終点から谷に入ると間もなくゴルジュ状となる箇所を通過する。このあたり板菱というらしい。
大明神沢出合を分け、ナワタケ谷出合を過ぎると傾斜がきつくなってくる。
本日は大勢の登山者が登っているが、意外にもスキーヤーは数えるほどしかいない。
ツボ足の階段トレースがばっちりできているため、我々も早めに板を担ぎアイゼン歩行に切り替える。
その方が楽で早かった。


毛勝本谷を分け、右のボーサマ谷に入ると、傾斜はますますきつくなる。
コルまで一直線に突き上げる苦しい登りだ。
やはり昨日の疲れが残っているのか、足が重くなかなかピッチが上がらない。


やっとの思いでコルに到着。
先行パーティーのテントが数張あった。
コルから釜谷山をバックにわずかな登りで山頂に到着する。


本日も剱岳とご対面できた。思わずVサイン。
やはり剱の展望は猫又山からの方が良いかなと思う。
山頂で休んでいると少しずつ天気が下り坂になり、寒くなってきた。
長居は無用とシールを外して、早速滑降に移ることにする。


山頂から直に毛勝本谷に飛び込む。
山頂で一緒だった岐阜の2人組は登ってきたボーサマ谷へドロップ。


上部の傾斜は昨日の猫又谷よりきつい。
40度はあるだろう。


しかし今日も雪質がよく、全く問題なし。
二人で雄叫びながら一気に落ちていく。

ボーサマ谷出合で、岐阜の二人組と再び合流。
相前後しながら中間部を滑っていくが、次第に雪が重くなる。
下部のデブリ地帯も上手くクリアーし、消え消えの雪を拾いながら林道を滑り降りた。

下山後、カーナビ頼みで某温泉に行ってみたが、これがなんとも微妙??でも貸切でよかった。

温泉後、旬のホタルイカをお土産に買おうということになり、魚津駅の交番に聞いて「海の駅蜃気楼」に移動する。
さすがにGW、観光客でごった返していた。

その後「氷見きときと寿司」で地物の新鮮なお寿司を満喫しながらささやかな打ち上げ。
山オヤジのGWが終わった。

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猫又山(猫又谷右俣)

2009-05-04 10:36:47 |  山スキー
■平成21年5月2日(土)
■同行メンバー:ようさん(チームHAVOC)
■ルート:南又発電所手前P5:10~林道終点6:15~二俣8:15~(右俣)~稜線10:40~猫又山頂11:35~猫又谷右俣滑降~駐車場13:45

山オヤジのGW第2戦
昨年の秋、ようさんと大猫山から猫又山に縦走した際、稜線から一直線に落ちる猫又谷の広大な斜面を見て、「是非来年は山スキーで滑ろう」と話していた。
上部の急斜面、ザラメの雪質、フラットな雪面、おまけに剱岳の大展望。
本当に快適の一言だ!

前夜、南又谷林道の除雪終了点手前まで車で入りテント泊する。
翌早朝、板を担ぎスニーカーで林道をワンピッチ歩いてからシールに履き替える。
3時間半の睡眠時間で頭がボーっとしている。

適当な所から谷に下り、堰堤を越えるが雪がつながっておらず何度か板を脱ぐ。
釜谷出合を過ぎてからようやく谷が完全に雪で埋まるようになる。


まずは稜線のコルを目指してひたすら真直ぐ登る。
飛行機雲がコルの位置を指示してくれているようだった。


二俣を過ぎ、標高1900m付近から斜度がきつくなり、板を担いでアイゼンで登るようになる。


稜線のコルに登りあげると剱岳の大展望が出迎えてくれた。
これを見ただけで疲れが吹っ飛んだ。


とにかくデカイ!


コルから小1時間で猫又山頂に到着。
半年振りの山頂で記念写真。


山頂でシールを外し、剱岳の大展望を見ながら稜線を滑る。
コルに到着すると、後続パーティーの皆さんで賑わっていた。
どうやら我々が本日のファーストドロップのようだ。
剱岳にあいさつして、では、いきましょう!


上部はそれなりの急斜面だが、谷が広いので滑っていて斜度はあまり感じない。
まさに豪快な滑りが楽しめる。
雪質もザラメで最高。
大回りターンで、一直線に落ちていく。


左俣出合で小休止して、中間部のメローな斜面を楽しむ。

駐車場に戻り、翌日の毛勝に備えて片貝川沿いの林道の状況を偵察してから、某所でキャンプ(野宿)する。
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