山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

某山菜・岩魚沢

2008-06-16 21:54:05 |  沢登り

■平成20年6月14日(土)~15日(日)
■メンバー:Y隊長、I顧問、u-chef、K原さん、komaさん、N村さん

昨年11月にY隊長と偵察した某沢に本隊とともに出動した。

食糧は基本的に現地調達。
米と味噌と調味料、もちろん酒はたっぷり持って、山菜と岩魚の沢旅が始まった。

 
上下左右、忙しく物色しながら歩く面々。

 
大きな雪渓を越えて間もなく、komaさんが良型をゲットした。
ここからしばらくポイントが続く。

 
魚止めの滝を越えると大きな二俣がある。
我々は右の沢を詰める。

さらにその奥の二俣の平坦地にタープを張った。
早速、火をおこし、飯の支度にとりかかる。

 
山菜料理の紹介
右から、ウドの刺身、コゴミとウトブキのお浸し、ウドとウトブキの油炒め。
このあとフキノトウを含めた各種山菜てんぷらと続く。

 
もちろん岩魚の塩焼き、そして締めは岩魚おじやと山菜味噌汁
もう、言うことなし。

 
翌朝、上々の天気の中、稜線に向かって雪渓で埋まった沢を詰める。
雪渓脇は雪笹やウトブキの畑だった


稜線直下まで雪はつながっていたおかげで詰めは楽だった。


やぶ漕ぎもほとんど無く稜線に到達。
行者ニンニクや根曲がり竹を採りながら、某温泉地へ下山した。

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奥秩父 笛吹川 鶏冠谷左俣

2008-06-08 10:48:59 |  沢登り

■平成20年6月7日(土)
■メンバー:ようさん、弓さん、中隆くん
■ルート:西沢渓谷駐車場6:07~鶏冠谷出会7:05~二俣~鶏冠尾根上2150m~鶏冠尾根1986m14:25~西沢渓谷駐車場17:00

そろそろ水に浸かる季節がやってきた。
今シーズンの「沢始め」はどうしようか。
信州の沢はまだ上部に残雪があり、水も冷たそうということで、奥秩父・東沢 鶏冠谷左俣となった。

5月の双六山スキーのメンバーが再び集まった。
山梨支部の中隆くんは、めったにない地元での山行ということで、声をかけたら「入れ食い」でOKのお返事が来た。

さて、奥秩父・東沢周辺の沢は、東京に住んでいた学生の頃よく通ったエリアだ。
いわば「青春の山々」に実に26年ぶりの再訪となった。
西沢渓谷は雁坂トンネルへの巨大なループ橋ができており、昔の静かな雰囲気とは大分変わっていた。

鶏冠谷は距離もそこそこ長く、直登できる小滝も多い。
また滝登攀のロープワークもあり、シーズン始めとしては良い訓練となった。

 
最初の核心である「逆くの字滝」。
ここで先行パーティーに追いついた。
念のため水流の右側をロープを出して登った。

 
ナメもあった。

第2の核心の滝。先行パーティーはロープを出していたが、我々は右側のクラックをフリーで登った。ヌルヌルしていて意外と悪かった。

 
鶏冠尾根1986mピークから鶏冠尾根を振り返る。

実はこの尾根の通過が今回の最大の核心部だった。
26年前にも一度この尾根を下っているが、おぼろげながらも悪かった印象が残っていた。

岩稜部はヤセ尾根。
樹林帯は赤テープが随所に付いているが、ルートファインディングが必要。
また、5mほどだが懸垂下降が必要な箇所もあった。

左の高いピークが鶏冠山(2115m)だが、ルート上の案内看板は「第3岩峰」と表示されており、我々はこれがピークと知らずに巻いてしまった。

1986mピークから鶏冠谷出合まで、急斜面を一気に急降下するが、一部崩壊している箇所もあり、初心者がいればロープが必要。全く侮れない道である。

まあ、バリエーションルートだと思えば良いのだけれど、鶏冠山は「山梨100名山」だそうだ。一般登山者が知らずに登ってしまうのはかなり危険だろう。

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尼厳山(あまかざりやま)

2008-06-01 19:48:30 |  クライミング

■平成20年6月1日(日)
■メンバー:ようさん、SKさん、ゆんでぃ姉さん

ようさんのリハビリを兼ねて、約1年ぶりのフリークライミングで長野市松代の尼厳山へ。

アプローチの尾根を1本間違え、山頂経由でようやく岩場を発見。
この時点で、すでに昼近く、しかも汗だく・・・。

お目当ての「日本100岩場」に掲載されている、5.8~5.9程度のお手軽ルートはボルトが全て撤去され、ALLナチュラル・プロテクションルートと化していた。

これでは我々の実力では登れない・・・(泣)

今後行かれる方は要注意!

ようやく探し当てた5.9のフェイスを登ったが、久々ゆえにグレードは5.10aくらいに感じた。

ヘタクソでも乾いた岩の感触はやっぱりいいなあ。

下山後、近くにある「奇妙山林道端エリア」の岩場を偵察して帰った。

ぼちぼち水浴びの季節かなぁ。。。

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