山遊びの日々

山スキー、沢登り、クライミングの備忘録

金山岩 北尾根

2008-12-30 15:01:18 |  山スキー
平成20年12月29日(月)
■メンバー:ようさん、シモさん、hitoshi515
■ルート:平湯温泉スキー場トップ8:30~平湯尾根~金山岩直下DP12:10~北尾根~ワサビ平~旧国道158号~平湯温泉16:45

昨日の大渚山・重ラッセルの疲労感はまだ残っていたが、天気は冬型が緩み絶好の山日和になるはず。
ならば行きましょう!と、平湯バックカントリーへ出動した。

金山岩北尾根は昨年の12月に行っているが、ルートファインディンをミスって西側の支尾根から滝のある沢に入り込んでしまい、エラく苦労したのだった。
今回はそのリベンジで正規ルートを滑ろうということなのだ。


平湯尾根をラッセルで登る。内陸性のドライな雪でラッセルも楽勝。
と思いきや、すぐに昨日の重ラッセルの疲れが出て足が重くなる
やはり歳だと2連荘はきついか。

ここは若いシモちゃんにラッセルを頑張ってもらい、いいペースで金山岩直下の大岩に到着。
ここが北尾根のドロップポイントになる。

今日は間違えないようにと注意しつつ、ワサビ平に落ちる尾根に滑り込む。


地図を見ても分かるが、この尾根は全体的に傾斜がキツい。
だがこれがパウダーにはちょうど良い傾斜なのだ。
さて、雪質はどうかな?
まずはようさんがドロップ。


やっぱり激パウダー


続いてシモちゃん。
なんと腰パウダー


豪快にぶっ飛ぶ。
パウダー祭


しかし、いい気になってはしゃいでいるとルートファインディングがおろそかになる。
ついつい藪っぽい尾根を避けて沢筋に入り込んでしまう。
これがいけない。


結局、沢筋でやぶやぶのドツボにはまる。
あ~あ、またやってしまった。
板を担ぎ、股下まで埋まる急斜面のつぼ足ラッセルで尾根上まで上りあげる。
どっと疲労する。

帰ってからGPSトラックを見ると、去年と同じ沢に入り込んでいた。
なんてお馬鹿なんでしょう。今年最後の大反省!
でも、間違いにすぐ気付き、リカバーできたのでよしとしよう。

やっと旧国道に出たが、スキートレースなし。
4kmを必死のクロスカントリー走行。
ぐったり疲れて平湯温泉到着。

いつもの「平湯の森」で疲れを癒して帰宅となった。

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大渚山(大草連集落から)

2008-12-28 19:07:38 |  山スキー

平成20年12月28日(日)
■メンバー:Y隊長、u-chef、K原、ようさん、弓さん、hitoshi515
■ルート:大草連集落7:45~大渚山頂11:50~大草連集落13:30


(雪が降りしきる大渚山頂)

ようやく恵みの雪が降ってくれた。
早速、Y隊長から年末恒例の「足慣らし」のお誘いがかかった。

大渚山は何度も登っているが、定番は小谷温泉~湯峠からの往復で今回の大草連ルートは初めてだった。

今日は冬型の気圧配置が強く、雪がしんしんと降り続いている

大草連集落まで手前の急斜面で弓さんのエスティマがスタックして立ち往生してしまうハプニングもあったが、隊長のジープに荷物を付け替えて荷揚げしてもらい、順調にスタートできた。

大草連集落からしばらく熱湯温泉方面の林道を歩き、雪原の手前から尾根に取り付く。
それなりに降ったとはいえ、下部はまだかなり藪っぽい
小刻みにターンを切りながらラッセルする。

今シーズン初の本格ラッセルに息が上がるが、こうやって自分で道を切り開きながら登るのは山スキーの醍醐味。心地よい。
気合をいれつつ登る。

中盤から本格的に雪が重くなりしんどくなるが、ようさん、弓さんのキロワット・ファットスキー部隊の活躍で無事に頂上到着
こんな天気でもしっかりと頂上を踏んでくることが大事なのだ。

山頂でも雪は降り続き視界はない。

皆、休憩もろくにとらず、滑降の準備態勢に入る。

緩斜面ではさすがのファットでも下りラッセルになってしまうが、急斜面ではすこぶる快適に浮遊感を楽しめた。


藪から抜け出し、重パウダーを快適に滑る(K原さん)


新雪滑りの感触はつかめたかな?(弓さん)

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乗鞍岳(肩の小屋まで)

2008-12-20 16:03:55 |  山スキー

■平成20年12月20日(土)
■ルート:乗鞍高原スキー場8:56~位ヶ原10:45~乗鞍岳肩の小屋11:56(往復)
■メンバー:ようさん、しもさん

12月も終盤に入ったが、相変わらず雪不足だ。

かろうじてスキー場のリフトを使って一気に標高が稼げるエリアなら山スキーは可能だ。
したがって自ずと行く場所は限られてくる。
八方尾根、栂池の上部。そして今日から最上部のリフトが運行される乗鞍岳がこれに加わった。

ということで定番の乗鞍へ向かうことにした。

晴天の土曜日だというのにガラガラの国民休暇村駐車場からリフト3本を乗り継ぎ、カモシカゲレンデのトップへ。

稜線に目をやると雪煙が舞い上がっている。

いつもの切り開きの道から2ピッチで位ヶ原へ上がり森林限界を抜けると、

やはり強風だった。
しかし、気温が高いためか、さほど寒くは感じなかった。

駐車場トイレ小屋で小休止後、肩の小屋まで上がり往路を戻ることにした。

肩の小屋からの1本。
全く期待はしていなかったが・・・

パックパウダーで、まあまあ快適だった。

この後、適当に良さそうな斜面を見つけながらゲレンデへ戻るが、全体的に藪っぽくて面白味に欠ける。

それにしても、
もっと雪お願いしますっ!

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白馬乗鞍岳 南斜面

2008-12-07 18:12:12 |  山スキー

■平成20年12月7日(日)
■ルート:栂池スキー場ゴンドラ終点9:58~天狗原~白馬乗鞍岳南斜面DP10:50~栂池自然園~栂池スキー場P14:45
■同行メンバー:ようさん


11月下旬から初滑りの便りが次々と届いていたが、休日出勤や天気の巡り会わせが悪く、精神衛生上よろしくない日々が続いていた。

そして高気圧がやってくる今週末、ようやく初滑りの日を迎えることができた。

この時期、雪の状況から行く場所は限られてくるが、まずは定番の白馬乗鞍に行くことにした。

白乗は何度も来ているが、ガスや強風で天候が悪く、いつも東面を素直に滑っていた。
今回は天気も申し分なさそうなので、新ルート開拓で南東斜面か南斜面から栂池自然園に滑り込みたいと考えていた。

栂池スキー場の1日券は2,500円のためゴンドラ単品で往復買うよりやすい。
9時始発のゴンドラに乗り、林道からいつものようにハイクアップを開始する。

7ヶ月ぶりの山スキーのため、シールの装着やブーツの調整など諸々の段取りを忘れており、なにかとまごつく。

先行者は約15人。
今回はラッセルの出番もなく、楽々と登らせていただくはずであるが、シーズンインのためシール歩行に慣れていないせいか早くも汗だくになってしまう。

天狗原から東面の斜面を登り、山頂少し手前から南西方向に移動。ドロップポイントを探る。

南東斜面は少々藪っぽそうなので、パス。
南斜面は硬そうだが何とかなりそうということで、いざドロップ。



上部は硬くパックされた斜面でガリガリだったが、


少し下るとふかふか斜面になった。
やった、初すべりにしてパウダー・ゲット!

少し下に硬い層があるため、底なしパウダーとはいかなかったが、やはりこの感触はたまらない。

東斜面は先行パーティーで荒れているだろうが、ここ南斜面はノートラックだった。





自然園に滑り込むとシーハイルの皆さんが南東ボウルから滑り降りてきた。
やはり東面の混雑を避けて来たのだろう。
だらだらのアップダウンをスキーを漕ぎながらいつもの林道に合流して下山となった。
白馬乗鞍から船越の頭にかけての真っ白な南斜面はどこでも滑れそうな感じた。
これからまだまだこの辺のバリエーションが楽しめそうだ。

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